江本正志のページ

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ドイツのビール

001[1] これは Berlin(ベルリン)の Charlottenburg (シャーロッテンブルク)に醸造所を構える Engelhardt (エンゲルハート) の Dunkel Bier (黒ビール)です。Berlin に醸造所があるだけあって、Berlinでは必ずと言っていい程このビールがメニューに載っています。味はまずまずです。


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002[1] これは München (ミュンヘン) の Franziskaner です。南ドイツのビールですから、小麦からできた Weissbier を得意としています。なかなかコクのあるビールです。


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003[1] これは南ドイツで No. 1 のシェアーを誇る Paulaner の Hefe Weizenbier です。このビールの旨いことと言ったら・・・。最近では日本でも購入できますので、是非お試しください。 Paulaner の Web site はこちらです。→ http://www.paulaner.de/


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004[1] これは München (ミュンヘン)にある Hofbräuhaus (ホーフブロイハウス:Adolf Hitler (アドルフ・ヒットラー)がナチス・ドイツの旗揚げをしたビアホール)のビールです。Hofbräuhaus では毎日、Volksmusik (ドイツの民族音楽)の生演奏があり、地元の人達と楽しく過ごすことが出来ますので、München に訪れた際には是非足を運んでみてください。Hofbräuhaus の Web site はこちらです。→  http://www.hofbraeuhaus.de/


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005[1] これはドイツで最も古くからビールを醸造していたとされる Weihenstephan のビールです。写真は Hefe Weissbier です。このビールは味といい、コクといい最高のビールです。日本では中瓶1本が1,000 円近くしますが、飲んでみる価値は十分にありますので、是非お試しください。日本とは違い、本場ドイツではビールは非常に安く、同じビールが150 円程で飲むことができます(Euro になってから物価が恐ろしく上昇しましたので今は150 円もしますが、DM の時代には1本 70 円程で飲むことができました)。 Weihenstefan の Web site はこちらです。→  http://www.weihenstephaner.de/


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006[1] これは Neumarkter Lammsbräu の Dinkelbier です。このビールは小麦と大麦から作られています。 味は通常の Hefeweizenbier と Pilsner を混ぜたような味になっていますので、Hefeweizenbier が苦手な人にはお勧めです。 Neumarkter Lammsbräu の Web site はこちらです。→  http://www.lammsbraeu.de/


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007[1] これはドイツで非常に有名な Krombacher の Pilsbier (ピルスナー)です(テレビなどでよくコマーシャルをしています)。サントリーのザ・プレミアムモルツよりも遥かに美味しいビールです。これを飲んだ後にザ・プレミアムモルツを飲むと、苦味だけが残ります。多くの日本人は苦味があるとホップがよく効いて美味しいと思っているようですが、殆どの場合はコクのなさを苦味で誤魔化しています。ビールは泡が決め手と言いますが、それは本当で、美味しいビールほどきめの細かい泡が出ます(発泡酒やその他の雑種はグラスに勢いよく注いでもすぐに泡が消えてしまいますよね・・・)。このビールをビアグラスに注ぐと非常にきめの細かい泡が出ますので、Pilsner がお好きな方にはお勧めの 1 本です。 Krombacher の Web site はこちらです。→  http://www.krombacher.de/verteiler.html


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008[1] これは Weltenburger の ビールで、左から Dunkelbier、Hefe Weissbier、Bockbier です。このビールも非常にコクのある美味しいビールです。左と右のビールのラベルに Kloster と書かれてありますが、これは修道院のことです。今と違い、昔は主に修道院でビールが醸造されていました。このビールは修道院で醸造された(1050 年)世界で最も古いビールです。前橋にプロペラというドイツ料理のお店がありますが、そこでこのビールを飲むことができます。一杯 900 円と少々高めですが、納得の味です。このお店にはこの他にもドイツビールがありますが、僕はこのビールが一番気に入っていますので、行くといつもこのビールばかりを飲んでいます。 本物のドイツ料理を知らない人がここのお店で食べると、「これがドイツ料理か~」と感激するのかもわかりませんが、ドイツ料理とはとても言えたものではありませんので、僕はビールを飲むためだけにこのお店に足を運んでいます。Weltenburger の URL はこちらです → http://www.weltenburger.de/


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009[1] これは Duckstein の Hefe Weizenbier です。普通の Weizenbier とはかなり味が違い、僕はあまり美味しいとは思いませんが、興味のある方はお試しください。 Duckstein の URL はこちらです → http://www.duckstein.de/


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010[1] これは Neuschwansteiner Das Echte というビールです。 通常、ドイツでも日本と同じようにビールは王冠で栓がされていますが、時にこの写真にあるように少しユニークな栓になっているビールがあります。 この栓の分だけ少し値段が張りますが、飲む分にはなかなか気分のいいものです。Der Hirschbräu (1657 年創業で、この他にも沢山の銘柄の違ったビールを醸造しています)という所で醸造されたNeuschwansteiner Das Echte は普通のピルスナーですが、非常にコクのあるビールです。Der Hirschbräu の URL はこちらです。→ http://www.hirschbraeu.de/


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011[1] これは Fürst Wallerstein というビールです。このビールは小麦で出来たビールで、所謂 Hefe Weizenbier です。他の Hefe Weizenbier と同様、非常にフルーティーでコクのあるビールですので、是非お試しください。残念ながらこのビールの Web site はありませんが、どうやら Wallerstein というお城で醸造されたようですので、興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。→ http://www.fuerst-wallerstein.de/


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012[1] これはHannen Alt Bier です。Altbier とは、上面発酵のビールで、ドイツの Dusseldorf を中心に、Niederrhein 地方で醸造されているビールです。Hannen Alt は Nordlein-Westfalen の Möchengladbach で1725 年に醸造が開始された、濃いブロンズ色の非常に香ばしいダークモルトの効いたビールです。ホップのアロマの香りは全くと言っていい程ありませんが、非常にコクがありまろやかなビールです。飲むと癖になる絶品ですので、一度お試しください。Hannenn Alt の Web site はこちらです。→ http://www.hannen.de/


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013[1] これはRother Bräu Öko-Urtrunk というビールです。Rother Bräu は Hessen の Hausen Roth にある醸造所で、1788年に醸造が開始されました。 Rother Bräu には色々な種類のビールがありますが、写真のビールは一風変わっています。普通の Pilsner のように大麦で作られ、下面発酵されている、所謂ラガービールですが、Hefe Weizenbier のように白濁しています。ホップのアロマが非常によく効いていて、苦味も十分にあるにも関わらず、上面発酵ビールのようなフルーティーさがあるため、非常に不思議な味のビールです。簡単に言えば、ピルスナーと Hefe Weizenbier を足して2で割ったような味といったところでしょうか・・・。飲めばラガービールだとわかりますが、見た目は上面発酵のビールと間違ってしまいます。非常に珍しい代物ですので、興味のある人は是非お試しください。Rother Bräu の URL はこちらです。→ http://www.rotherbraeu.de/


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014[1] これがかの有名な Berliner Weisse(ベルリーナー ヴァイセ)です。ベルリンでNo. 1 のシェアを誇る Berliner Kindl という醸造所で醸造されたビールです。このビールはガイドブックにも書いてありますが、右の写真にあるようなグラスにビールを注ぎ、そこに甘いシロップを混ぜで、ストローで飲むという妙なビールです。甘いビールですので、男性には不評ですが、女性にはカクテル感覚で飲むことができるため、非常に人気の高いビールになっています。ベルリンに行った際には話の種に是非お試しください。 僕が初めてベルリンに行った時の話ですが、ラベルに Weisse と書かれてあるので、てっきり Weizenbier のことかと思い、スーパーで6本まとめて買ってきました。シロップを混ぜて飲むとはつゆ知らず、そのままビアグラスに注いで飲んだところ、酸っぱいのなんのって・・・。そのままではとても飲めた代物ではありませんので、くれぐれもそのままビールだけで飲まないようにしてください。まあ、話の種に飲んでみるのも一興ですが・・・。Berliner Weisse は Wikipedia にも紹介されていますので興味のある人はこちら のURL をご覧ください。→ http://de.wikipedia.org/wiki/Berliner_Wei%C3%9Fe  Berliner Kindl の URL はこちらです。→ http://www.berliner-kindl.de/
014_2[1] これがかの有名な Berliner Kindl のラベルに付いているキャラクターです。Berlin の Tegel Flughafen (ベルリン・テーゲル空港)を出るとこのマークが目に飛び込んできますから、よ~くご覧ください。可愛いでしょ?


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015[1]  これは Hopf という南ドイツの Miesbach という所で醸造されたビールです。先にも書きましたが、南ドイツはビールの本場ですので、「きっと美味しいに違いない!」と思い、何のためらいもなく、このビールを注文しましたが、南ドイツのビールとは思えない程とてもまずいビールです。どのようにまずいのかと言うと、このビールの名前に一致しています。Hopf とは所謂ホップのことですが、あまりにホップが利きすぎて苦いのなんのって・・・・。ビールはコクが決め手となりますが、あまりにホップが利きすぎていて、ただ苦いばかりです。ドイツのビールの中では相当まずいビールの中に入ると思いますが、ホップの苦みが好きな人にはたまらない一品かもわかりませんので、興味のある人は是非お試しください。一生心に残るビールになると思います。Hopf の URL はこちらです。→ http://www.hopfweisse.de/


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016[1] これは Veltins のピルスナーです。 Veltins はNordrhein-Westfalen の Meschede-Grevenstein (Hannover とDüsseldorf の間にある都市) のビールで、ドイツではかなりポピュラーなビールです(ドイツのサッカースタジアムでよく見かけます)。1824年創業とそれ程古くはありませんが、さっぱりとしたのど越しの美味しいビール(麦芽とホップの風味のバランスが最高です)で、日本人の好みに合ったビールです。普通の美味しいビールが飲みたいという人にはぴったりのビールですので、是非お試しください。 Veltins の URL はこちらです。→ http://www.veltins.de/
このページの最初の画面で16歳以上かどうかを聞かれますので、“Ja”をクリックしてください。このことからもわかるように、ドイツでは16歳以上ならビールを飲むことが出来ます。流石はビール大国ドイツですね。


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017[1] これは Köstrisser の Schwarzbier (黒ビール)です。1543年創業(ドイツで最も歴史のある醸造所の1つ)の Köstrisser は旧東ドイツのThüringen の Bad Köstritz で醸造されたビールで、黒ビールを得意としています。詩人のゲーテが愛飲していたこともあって、ドイツではかなりポピュラーなビールで、多くのスーパーで手に入れることが出来ます。Köstrisser は歴史のあるビール会社ですが、現在は Bitburger (ベルリンのサッカースタジアムで選手がゴールすると、Bitburger が醸造したビールの CM 音楽が流れる位、非常に有名なビール会社)の子会社になっています。下面発酵された非常にコクのある美味しいビールですが、黒ビールが苦手な人にはかなりコクが強いため、飲みにくいかもわかりません。但し、この類のビールでは、ドイツ国内で 30 % 以上のシェアーを誇っていますので、死ぬまでに1度は飲んで欲しいビールです。Köstrisser の URL はこちらです。→ http://www.koestritzer.de/


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018[1] これは Schneider Weisse (白ビール)です。Schneider Weisse は Bayern の Kelheim (München と Regensburg の中間に位置する都市) ということころで醸造されたビールですが、これは醸造所の名前ではなく、Schneider und Sohn (シュナイダーとその息子)という醸造所で醸造されたビールです。 小麦でできたビールですが、焙煎した麦芽を使用しているため、通常のWeizenbier とは異なり琥珀色をしています。苦味は弱く、華やかなフルーティーな香りは女性にお勧めの一品です。こちらもドイツではかなりポピュラーなビールで、多くのスーパーで手に入れることができます。白ビールとしては少し軽い感じのビールですが、瓶内の酵母で二次発酵させているため、コクがありながらフルーティーで、非常に美味しいビールに仕上がっています。ファンクラブまである位の人気がありますので、こちらも一生に一度は飲んでみたいビールです。Schneider Weisse の URL はこちらです。→ http://www.schneider-weisse.de/


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019[1] これは DAB というビールです。DAB は Nordrhein-Westfalen の Dortmund で醸造された Dortmunder という種類(Pilsner ですが、Dortmund で醸造されていますのでこの名が付いています)のビールです。皆さんがご存知のビールは淡い色をしていますが、淡い色のビールは 実はPilsner と Dortmunder の 2 つに大別されます。前者は淡い黄金色でホップの利いたさわやかな味のものを、そして後者はあまりホップが利いておらず、色がやや濃く、アルコール分が多いものを指します。Pilsner は Pilsner ですが、普通の Pilsner とは明らかに味が違いますので、是非お試しください。DAB の URL はこちらです。→ http://www.dab.de/


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020[1] 1887年、Nürnberg (ニュルンベルク)北東に位置する Bayreuth(バイロイト)の街で Maisel (マイセル)兄弟によって生みだされたビール。それがこの Maisel’s Weisse です。 このビールは 小麦麦芽と大麦麦芽をブレンドして造られた Hefe Weizenbier で、クローウ゛とバナナの香りが半々になっており、そのまろやかさとフルーティーな味わいは、飲んだ後に思わず「あ~、幸せ」と言ってしまう程素晴らしいものです。ガス圧が高く、少しですがホップの苦味があるため、Hefe Weizebier 特有のしつこさのない仕上がりになっていますので、Hefe Weizebier が苦手な人にもお勧めの一品です。 Maisels Weisse の Web site はこちらです。 → http://www.maisel.com/


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021[1] これは Aecht Schlenkerla Rauchbier です。Rauchbier (ラオホビール)とはブナの木で大麦麦芽を燻製したビールで、バイエルンの北部に位置するBamberg(バンベルク)の名物ビールです。ドイツには、ビールに麦芽、ホップ、水、酵母以外は用いてはならないという法律(ビール純粋令)があります。こうなると、どこも同じような味のビールしか造ることができなくなってしまいます。そこで考えたのが「ビールを燻製してみては?」ということで、出来上がったのが Rauchbier (燻製ビール)です。Aecht Schlenkerla は Bamberg を代表する Rauchbier で、その味は「これがビール?」という程強烈なスモークの香りがしています。スモークサーモンやスモークチーズを食べたことのある人なら想像はある程度出来ると思いますが、その想像を遥かに超える強烈なスモークの香りがするビール、それがこのビールです。本場 Bamberg に行った時、ドイツ人の友人達に Bamberg で最も有名なビアホールに連れて行ってもらったことがありますが、その時の驚きは今でも忘れることができません。日本でも富士桜高原麦酒などが Rauchbier (?)を醸造しています(それはそれで美味しいのですが・・・)が、このビールを飲めばそれが子供だましであることが容易にわかります。普通のビールとは全く味が違いますので、話の種に一生に一度は飲んでみて欲しいビールの一つです。Aecht Schlenkerla の Web site はこちらです。→  http://www.schlenkerla.de/


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022[1] これは Schöfferhofer の Hefe Weizenbier です。Schöfferhofer には Weizenbier (普通の Hefe Weizen 以外に、Kristallweizen や Dunkles Hefeweizen もあります)以外に Eis Kristall (冷やして飲む Weizenbier ) や Weizen Mix(グレープフルーツや南国の果物とのミックス) というビールもあります。 Schöfferhofer もドイツではかなり有名なビールで、ドイツ国内であれば結構どこでも手に入れることが出来ますし、日本でも手に入れることは可能です。通常、Weizenbier はコクがあり、フルーティーなビールですが、このビールはコクがあまりなく、ホップがかなり利いて苦味が先行しているため、普通の Hefe Weizenbier とはかなり味が異なります(正直、僕はあまり好きではありません)。Hefe Weizebier 特有のしつこさが殆どありませんので、Hefe Weizebier が苦手な人や爽快感を求める人にはお勧めの一品です。Schöfferhofer の URL はこちらです。→ http://www.schoefferhofer.de/ このページも最初の画面で16歳以上かどうかを聞かれますので、“Ja”をクリックしてください。ドイツでは16歳以上なら堂々とビールを飲むことが出来ます。


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023[1] これは 1869年に創業された Berliner Bürgerbräu という Berlin の Friedrichshagen 近くにある Müggelsee の湖畔で醸造されたビールです。Berlin には幾つかビールの醸造所がありますが、僕はベルリンのビールの中ではここのビールが一番美味しいのではないかと思います。 毎年夏に、Berliner Bürgerbräu の醸造所でお祭りをやっていますが、昔そのお祭りに行き、利き酒ならぬ利きビールをやったことがあります。3種類のビールを飲んで、どれが Berliner Bürgerbäu のビールかを当てるものだったのですが、見事飲み当て、ビールと湖(Müggelsee)のクルーズチケットをもらいました。ドイツ人でも飲み当てることが出来なかったのに、日本人の僕が飲み当てたのでみんなビックリしていました(みんな笑顔で拍手をしてくれました)。Berliner Bürgerbräu のビールを飲みながらの湖でのクルーズは最高でしたね。それ以来、とても好きなビールになりました。ちょっと単純ですかね?Berliner Bürgerbräu の Web site はこちらです。→ http://www.berlinerbuergerbraeu.de/


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024[1] これは 1534年に醸造を開始した Ur-Krostitzer というビールです。右にあるのは、日本でおなじみの Pilsner ですが、日本のビールとは比較にならない程美味しいビールです。ホップの香りが良く効いていて、コクのある非常に素晴らしいビールです。若干甘目ですが、それがまた程よくマッチしており、日本人には最高のビールだと思います。左にあるのは Schwatzbier (黒ビール)です。こちらも非常に美味しいビールです。黒ビールの苦みが殆どなく、黒糖(カラメル)の香りもかなり控えめにしてあるため、黒ビールが好きな人には少し物足りないかもわかりませんが、コクのある非常に美味しいビールです。他の黒ビールと比較すると、どちらかと言えばさわやかな感じと言えばお分かり戴けるでしょうか・・・。何れにせよ、絶品ですので機会があれば是非飲んでみてください。Ur-Kroftitzer の Web site はこちらです。→ http://www.ur-krostitzer.de/ 画面がなかなか出ないのですが、気長に待っているとビアジョッキが出てきますので、左側の16歳以上というところを選択してください。


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025[1] これは Eibau というところで醸造された Eibauer Schwarzbier です。コクがかなりあり、非常に美味しいビールです。飲んだ後にもビールの香りがお口いっぱいに広がる、本当に素晴らしいビールです。ここの醸造所では Schwarzbier (黒)ビールを得意としているため、Schwartzbier としては極上の味に仕上がっています。写真にあるのも当然のことながら Schwarzbier (黒ビール)ですが、黒ビールにしては非常に軽く、ビールの色とのギャップに驚かされます。黒糖(カラメル)の味は殆どしないため、どちらかというと Altbier (アルトビール)のような感じのビールです。Eibauer の Web site はこちらです。→ http://www.eibauer.de/


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026[1] これはLeipzig (ライプチヒ)の Thomaskirche (Johan Sebastian Bach(バッハ)で有名なトーマス教会)の前に建っている Brauerei an der Thomaskirche (日本語でいうところの、トーマス教会にある醸造所という安直な名前のビアハウス)というビアハウスで醸造されたビールです(Leipzig(ライプチヒ)のところもご覧ください)。Thomaskirche 以外にも真正面に広々とした公園があるため、立地条件は最高なのですが、見た程に美味しくないビールです。こちらは Schwartzbier(黒ビール)ですが、黒ビールの味は全くせず、苦いだけで コクと言うものが全くない、のど越しの非常に悪いビールです。 折角、立地条件のいい所に建っているにもかかわらず、これでは台無しという位まずいので、興味のある人は是非飲んでみてください。Brauerei an der Thomaskirche の Web site はこちらです。→ http://www.brauhaus-thomaskirche.de/ なかなか楽しいホームページですから、是非訪ねてみてください。


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027[1] こちらも Thomaskirche (Johan Sebastian Bach(バッハ)で有名なトーマス教会)の前に建っている Brauerei an der Thomaskirche というビアハウスで醸造されたビールです(ビアジョッキが同じでしょ?)。こちらはPilsner ですが、こちらも非常に苦く、ホップのアロマの香りもしない、非常にまずいビールです。折角ですから、Schwartzbier と Pislner の両方を飲んでみればいいと思いますが、本当にまずいですよ(笑)。但し、Thomaskirche と公園を眺めながらビールを飲めますから、それなりにのんびり出来ていいのですが・・・。Brauerei an der Thomaskirche の Web site はこちらです。→ http://www.brauhaus-thomaskirche.de/


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028[1] これはFürst Wallerstein という非常に甘いビールです。あっさりとした味で、強いて言えばスプライトと Pilsner(ピルスナー) を1:3 の割合で割ったような感じのビールです。このあっさりとした味わいは暑い夏の炎天下では爽快感があって非常に美味しいと思いますので、夏にドイツを訪れたら是非飲んでみてください。Fürst Wallerstein の Web site を探したのですが、どうしても見つかりませんでした。Fürst Wallerstein を調べるとお城がヒットしますので、このお城で醸造しているんですかねぇ~ → http://www.fuerst-wallerstein.de


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029[1] これは Ritterguts Gofe というとんでもないビールです。酸味が尋常じゃなく強く、そのままではとても飲めたものではありません。これが München のビール だというからおったまげてしまいます。Berlin に Berliner Weisse という非常に酸っぱいビールがありますが、それと同じ位酸っぱいため、シロップを入れて飲むのでしょうが、そうとはつゆ知らず買って飲んでみたら「なんじゃこや!!」ってなビールでした。デパートで平気で売っていますから買う時には注意してください。でも、話の種にはいいかも知れませんので、もしドイツで見つけたら試してみてください。きっと一生忘れられないビールになると思いますよ~(笑)。Ritterguts Gofeの Web site を探したのですが、こちらも見つけることが出来ませんでした。


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030[1] これは Hacker-Pschorr Dunkel Weisse というビールです。Weissbier にもかかわらず濁りが非常に少なく、Dunkel にもかかわらず色は琥珀色の妙なビールです。口を付けた時には甘い香りが口いっぱいに広がりますが、その後酸っぱい香りが口中に広がり、後味が非常に悪くとてもそのままではとても飲めたものではないビールです。泡立ちは非常に良いのですが、Dunkel の味も全くしないとんでもないビールです。先に述べた Ritterguts Gofe に次ぐとんでもないビールと言っても過言ではありません。こちらも Münchenで醸造されていますが、 München のビールとは思えない程凄い味のビールですから、興味のある人は是非お試しください。 こちらもきっと一生忘れられないビールになることは間違いありません(笑)。Hacker-Pschorr の Web site はこちらです。 → http://www.hacker-pschorr.de/


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031[1] これは Freiberger というビールです。ここの醸造所では Pilsner しか醸造していないだけあって、Pilsner としては極上の出来となっています。ホップのアロマの香りは少ないですが、コクとのど越しは最高で、殆ど文句の付けようがないビールです。日本のビール好きの人には堪らない一品ですから、是非ドイツを訪れた際にはこの極上の味をご堪能ください。とは言っても、どこにでも売っている訳ではありませんので、 見つけたらラッキーだと思ってください。Freiberger の Web site はこちらです。→ http://www.freibergerpils.de/


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032[1] これは Dithmarscher Pilser というビールです。非常に甘いのが特徴的です。泡立ちが非常に悪く、のど越しはあまり良くありませんし、コクがないため、決して旨いビールとは言えません。ホップのアロマの香りが程良く効いていますが、苦味は殆どありません。概して旨いビールとは言えませんが、暑い夏の日に飲めば Ratler (ビールとレモネードを1:1で割ったもの) のように美味しく飲めるかも分かりません。Dithmarscher の Web site はこちらです。→ http://www.dithmarscher.de/


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033[1] これはドイツでも非常に有名な König Pilsener です(テレビでコマーシャルをよくしています)。名前の通り、Pilsner しか醸造していませんが、レモナーデとこのビールを1:1で混ぜたアルコール度数が 2.5 % のビール(?)も醸造しています(残念ながら、僕は飲んだことがありませんが・・・)。割合とあっさりとしたビールで、コクは殆どありません。但し、ホップのアロマの香りが強いので、ホップのアロマの香りが好きな人にはお勧めのビールです。König Pilsner の Web site はこちらです。→ http://www.koenig.de/confirm/


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034[1] これは Wernesgrüner というドイツでも非常に有名なビールです。有名なだけあってバランスの取れたビールで、日本人が「旨い!」という Pilsner(ピルスナー) ですので、ドイツを訪れた時には是非お試しください。ここでも Pilsner しか醸造していませんが、König Pilsener と同じで、レモナーデとこのビールを1:1で混ぜたアルコール度数が 2.5 % のビール(?)も醸造しています(こちらも残念ながら、僕は飲んだことがありませんが・・・)。Wernesgrüner の Web site はこちらです。→ http://www.wernesgruener.de/#/altersabfrage


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035[1] これは Reudnizer Pilsner という Leipzig (ライプチヒ)のビールです。苦味が非常に強いビールですので、苦味を求める人にはいいかも分かりませんが、コクもホップのアロマの香りも殆どなく、ホップの嫌な苦味だけが残り、のど越しが悪いため、あまりお勧め出来るビールではありません。Reudnizer Pilsner の Web site はこちらです。→ http://www.reudnitzer.de/frame.html


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036[1] これは Flensburger Pilsner というビールです。このビールは泡立ちが非常に悪く、悪く言えば発泡酒のような感じに思えます。口に入れた瞬間は若干の甘みがありますが、その後口の中に苦味が広がりますので、非常に飲みにくいビールです。コクも、爽快感も、のど越しも良くありませんし、ホップのアロマの香りも殆どしませんので、あまりお勧め出来るビールではありません。但し、栓が写真のごとく高級感がありますので、興味のある方はお試しください。Flensburger Pilsner の Web site はこちらです。→ http://www.flens.de/ このページでは動画が出ますので、開くのに時間がかかりますが、ご容赦ください。


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037[1] これは Hasseröder の Premium Pils です。ドイツでは結構その名が知られていますが、このビールも泡立ちは良くありませんので、最初発泡酒のような感じに思えます。ホップのアロマの香りは良くしていますが、それだけが長所で、苦味が全くなく、のど越しも非常に悪いため、日本の発泡酒レベルに考えておいたほうがいいかも分かりません。皆さんにはあまりお勧め出来ないビールの一つです。Hasseröder の Web site はこちらです。→ http://www.hasseroeder.de/


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038[1] これは Gutmann の Hefeweizenbier です。このビールは、流石に Bayern(バイエルン地方)で醸造されただけあって、バランスの良く取れた非常に美味しいビールです。ここの醸造所では Weizenbier (小麦で出来た酵母たっぷりのビール)しか醸造していませんので、Weizenbier の極みと言ってもいいかも分かりません。ここでは、Hell (ヘル)だけでなく、Dunkel (ドゥンケル)やLeicht(ライヒト:所謂ライトビールです)、それに Weizenbock (バイツェンボック)などを醸造しています。きめ細かい泡といいコクといい文句のないビールですので、ドイツでもし見かけたらお試しください。きっと皆さんを最高の気分にしてくれるでしょう。Gutmann の Web site はこちらです。→ http://www.brauerei-gutmann.de/hp1/Startseite.htm


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039[1] これは Stuttgart と Nürnberg の中間に位置する Craisheim (Baden-Württenberg 州)という所にある Engel ・G・Fach 醸造所の Bockbier です。 ここでは数多くの品評会で受賞したことのあるビールを醸造しています。1738年に醸造を開始していますので、割合と歴史の浅いビールですが、豊富な種類が人々を虜にしています。写真にあるビールは非常に口当たりのよいビールで、日本のまずいビールに慣れていれば非常に甘く感じます。このビールは淡黄色ですが、見た目よりもずっとコクがあり、のど越しも抜群のビールで、このビールを飲めば病み付きになること間違いなしです。アルコール度数は 7 % とかなり高めですが、僕お勧めのビールですので、是非一度お試しください。 Engel Bock の Web site はこちらです。 → http://www.engelbier.de/de/welcome/welcome.php5


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040[1] これは Bamberg(バンベルク)に程近い Reckendorf という村にある Schlossbrauerei Reckendorf が醸造している Reckendorfer Keller-Bier というバイエルン地方のビールです。ここの醸造所では、Edel-Pils、Weissbier、Lagerbier、Dunkel、Export、それにここにご紹介している Kellerbier などが醸造されています。醸造が開始されたのは1597年と歴史のあるビールです。喉ごしはあまり良くありませんが、泡立ちは良く、非常にコクのある濃厚なビールで、アルコール度数は普通であるにもかかわらず、アルコールの匂いが強く感じるビールです。このビールの特徴は、ピルスナーにもかかわらず、若干濁りがあり、黒糖の香りがすることです。最も驚かされるのは、ホップのアロマの香りが非常に強いことで、サントリーのザ・プレミアム モルツの 5 倍位強いアロマの香りがします。スーパーやデパートなどでは手に入りませんし、非常に不思議な味のする珍しいビールですので、一度は飲んでみる価値のあるビールです。Reckendorfer Keller-Bier のWeb site はこちらです。→ http://www.recken.de/


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041[1] これは Murnau にある Brauerei Karg GmbH & Co.KG という醸造所で醸造された Karg Murnau という、こちらもバイエルン地方の Hefe Weissbier (以下の Hell に相当します)です。Brauerei Karg GmbH & Co.KG は1912年に創業を開始した新しい醸造所です。ここの醸造所では Dunkles、Hell、Bock、Leicht などのビールが醸造されています。写真のビールは通常の Weizenbier とは違って、白色ではなく褐色で、フルーティーさの少ない非常に変わったビールです。泡もちは非常に良く、喉ごしは通常のWeizenbier と変わりありませんが、アルコール度数が 5 % と普通であるにもかかわらずアルコールの匂いがかなり強く、苦味もかなり強い、非常に変わったビールです。こちらもスーパーやデパートでは手に入らない非常に希少価値のあるビールですので、飲んでみる価値は十分にありますが、Weizenbier というイメージで飲むとかなり幻滅を感じるビールかもわかりません。Karg Murnau のWeb site はこちらです。→ http://www.brauerei-karg.de/


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042[1] これは München の南西に位置する Eichhofen にある Schlossbrauerei Eichhofen という 醸造所で醸造された Eichhofener Spezial Dunkel というバイエルン地方の Dunkelbier (以下の Eichhofener Spezial Dunkel に相当します)です。Schlossbrauerei Eichhofen は 1550 年創業の歴史のある醸造所です。ここの醸造所では、Premium Pils、Premium Dunkel、Eichhofener Helles 、Eichhofener Leichtes Helles、Eichhofener Festbier、Eichhofener Spezial Dunkel、Doppelbock Eichator、Spezial Dunkel 1 l などが醸造されています。 写真のビールは Dunkelbier だけあって濃い褐色のビールですが、Dunkelbier には珍しく酵母の香りが少しする珍しいビールです。アルコール度数は 5.5 % と少しだけ高めですが、泡立ちはまずまずで、苦味は少なく、喉ごしは良いので、非常に飲みやすいビールです。こちらもスーパーやデパートでは手に入らない非常に希少価値のあるビールですので、飲んでみる価値は十分にあると思います。Eichhofener のWeb site はこちらです。→ http://www.eichhofen.de/


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043[1] これは Oberbayern の Haag という所にあるUNERTL Weissbier GmbH という醸造所で醸造された Hefeweizen Dunkel Bier というバイエルン地方のビールです。このビールメーカーは先の 3 つと違って結構メジャーで、バイエルン料理を出してくれるレストランに行けば、結構このビールを出してくれる所があります。Unertl で醸造されているビールには幾つかの種類がありますが、全てがWeizenbier です。通常、Weizenbier と Dunkelbier はそれぞれ別個に醸造されますが、こちらは Weizenbier にもかかわらず Dunkelbier となっていますので、少し変わったビールということになります。泡立ちは良好で、Hefeweizen Bier だけあって酵母の香りが少しし、濁りもある見た目も非常に美しいビールです。コクが非常にあり、まったりとした味で、甘い香りのするのが特徴です。苦味は全くなく、アルコールの嫌な臭いもない、Dunkel Bier の中でもかなりレベルの高いビールと言えるでしょう。Unertl の Web site はこちらです。→ http://www.unertl.de/php/index.php


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044[1] これは Schlammersdorf にある Brauerei Püttner というところで醸造された Püttner Weissbier Fest という バイエルン地方の Weissbier です。Brauerei Püttner は創業 1819 年の割合と新しい醸造所です。ここの醸造所では、JoPüt、Püt、Böckl、Gold Export、Pils、Lager Hell 、P2000、Zoigl など、様々なビールが醸造されています。写真のビールは酵母の濁りはありますが、 Paulaner などと比較すると濁りが少ないため、酵母の含有量が少ないように思います。泡立ちは良好で、甘みがあり、苦味が全くない、酵母の香りが程良くするフルーティーなビールです。但し、Weizenbier にしては意外とまったりしておらず、Weizenbier があまり好きでない人にも飲みやすいビールです。こちらもスーパーやデパートでは手に入らない非常に希少価値のあるビールですので、飲んでみる価値は十分にあると思いますが、 普通の Weizenbier とは少し違いますので、Weizenbier を期待して飲むと少しがっかりするかもわかりません。Büttner Bräu の Web site はこちらです。→ http://www.puettner-braeu.de/


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045[1] これは Berlin の Schloss Charlottenburg (シャルロッテンブルグ宮殿)のすぐそばにある Brauhaus Lemke の Weizenbier です。Lemke の Brauhaus (ビアハウス)はここの他にも Hackescher Markt にもあります。余談ですが、このビアハウスは Luisenplatz という所にあり、以前は Luizenbräu という Brauhaus がありましたが、Luisenbräu がつぶれてしまいましたので、今はBrauhaus Lemke になっています。Luisenbräu があった頃は 1 m Bier と言うものがメニューにあり、それを注文すると 300 mLのビールが11個、 1つの長い木の上に載せて運ばれてきました。今はそれがなくなってしまったので残念です。ところで、ここ Brauhaus Lemke のビールの味ですが、泡立ちは良好で、黄金色の濁りがあり、酵母の香りが程良くするため、一見美味しそうですが、Weizenbier にもかかわらず、ホップのアロマの香りが強く、スッキリし過ぎているという難点があります。通常、Weizenbier はまったりしていますが、このビールは非常にスッキリしているため、見た目とのギャップに驚かされます。ホップのアロマの香りはするものの、コクがなく、大雑把に言えばジュースのようなビールです。通常、Weizenbier はフルーティーな香りがし、まったり感がありますが、このビールはフルーティーさとまったり感が殆どないため、決してお勧め出来るビールではありません。Luisenbäu の頃は美味しいビールを提供してくれていたのですが、オーナーが変わってから美味しくなくなりましたので、注意して欲しいと思います。実際、絶えずBerlin の Schloss Charlottenburg を訪れる日本人は、ここに足を運びますから、ここのビールが本場ドイツのビールの味だと勘違いして欲しくないと思います。Brauhaus Lemke の Web site はこちらです。→ http://www.brauhaus-lemke.com/


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046[1] これは Weismain にあるWeismainer Püls-Bräu というところで醸造されたバイエルン地方の Weizenbier(アルコール度数は 5.2 % )です。Weismainer Püls-Bräu は1798 年に創業を開始した割合と新しい醸造所です。 ここの醸造所では様々な種類のビールが醸造されています。写真のビールは濁りの強い黄金色のビールで、泡立ちが良く、酵母の香りが良くする、Hefeweizenbier 特有のフルーティーさのある、Hefeweizenbier として一般的に美味しいビールです。こちらもスーパーやデパートでは手に入らない非常に希少価値のあるビールですので、飲んでみる価値は十分にあると思います。Weismainer Püls-Bräu の Web site はこちらです。→ http://www.weismainer.de/


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047[1] これは Andechs にある Kloster Andechs の Spezial Hell というバイエルン地方のビール(アルコール度数は 5.9 %)です。Kloster とは修道院のことですので、アンデックス修道院で醸造されたビールということになります。元々、ビールは修道院で醸造が始まりましたので、このビールが1455 年という昔に創業を開始したということが頷けると思います。ここの醸造所では様々な種類のビールが醸造されています。写真のビールは、泡立ちはまずまずで、非常に淡い黄金色のビールです。口に含んだ時には甘い香りが口に広がりますが、コクもキレも殆どなく、ホップのアロマの香りも殆どなく、アルコール度数が高いせいか、アルコールの臭いがかなり強いため、あまりお勧め出来るビールではありません。但し、こちらもスーパーやデパートでは手に入らない非常に希少価値のあるビールですので、お試しで飲んでみる価値はあると思います。Kloster Andechs の Web site はこちらです。→ http://www.andechs.de/kloster-andechs.html


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048[1] これは Warsteiner の Pilsner です。このビールは大抵のスーパーで購入することが出来るビールで、 Lufthansa 航空の機内でも飲めるビールです。Warsteiner はもっぱら Pilsner が専門で、他の種類のビールは醸造していません(リキュールの類は製造していますが・・・)。Pilsner としては一般的な味で、普通に美味しいビールです。Warsteiner の Web site はこちらです。→ http://www.warsteiner.de/


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049 これは Aktien Zwick’l というアルコール度数が 5.3 % の Kellerbier です。このビールの歴史はドイツにしては浅く、1872 年に Bayreuther Bier Bräu という醸造所で醸造が開始されたビールです。Schwarzbier (黒ビール)ではありませんが、かなり黒い色をしたビールです。Kellerbier という位ですから、樽の色がビールに付いたのではないかと思います。苦味が若干強いですが、泡立ちは良く、酵母の香りが結構強く、コクとキレの良いビールです。喉ごしも非常に良く、飲み干した時に苦味は残りますが、甘みも口の中に広がるビールです。まずまずのビールと言えますが、バイエルンのビールにしては格段美味しいビールという訳ではないように思います。Aktien Zwick’l の Web site はこちらです → http://www.bayreuther-bier.de/unser_bier/bayreuther_10.html このサイトを見て戴くと分かりますが、ここのオリジナルジョッキは非常にオリジナリティーのあるものになっています。また、ここの醸造所には Aktienkeller という非常に素晴らしいビアホールもありますし、Kellerbier というだけあって、見事な Bierkeller がありますので、機会があれば訪れてみてください。


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050 このビールは Büffel という ユネスコの世界遺産にも登録されている Potzdam (ポツダム)の Schloss Sanssouci (サンスーシー宮殿)のすぐそばにある Das Krongut Bornstedter で醸造されているビールです。ここにはレストランとビアホールがあり、広い美しい庭のある醸造所です。非常に美しい建物と庭がありますので、Schloss Sanssouci (サンスーシー宮殿)に訪れた時には、是非足を運んでほしい醸造所です。ここは醸造所だけあって、ここオリジナルのビアジョッキがあります。写真のものはガラス製ですが、陶器でできたビアジョッキもありますので、ビアホールに入ったら陶器のビアジョッキでここオリジナルのビールを飲むことをお勧めします。ここでは毎年9月になるとお祭りが開催されます。入場料金を払わなければならないのが玉にキズですが、入場料を支払っても入場してみる価値は十分にあると思います。因みに、Büffel とはドイツ語で水牛を意味します。そのため、ビアジョッキには水牛の絵が描かれてあります。Das Krongut Bornstedter の Web site はこちらです → http://www.krongut-bornstedt.de/level9_cms/index.php このビールの歴史は割合古く、1689 年に醸造を開始しています。泡立ちが非常に良く、色はご覧のごとく褐色ですが、酵母で非常に濁ったビールです。キレはあまり良くありませんが、酵母の香りが良くする喉ごしの良いビールです。苦味はかなり強いですが、甘みが若干あり、コクがかなりあるビールです。但し、酵母が沢山入り過ぎているせいか、粉っぽいのが気になるビールです。非常に濃厚なビールですが、これでラガービールということですので、スッキリ感には欠けるビールです。まあまあの仕上がりのビールと言えるでしょう。 Büffel の Web site はこちらです → http://www.krongut-bornstedt.de/level9_cms/index.php?mid=000900200012


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051 これは日本でもお馴染みの ドイツ・バイエルンを代表する Erdinger です。ドイツの中でもかなり有名な Privatbrauerei Erdinger Weißbräu Werner Brombach GmbH というビールメーカー(Erding という所にありますので、この名前が付けられています)ですが、この醸造所は歴史的には非常に浅く、1886 年にJohann Kienle によって醸造が開始されました。 Erdinger では、様々なビールを醸造していますが、最も得意とするのは 写真にもある Weizenbier ですので、同じ飲むのなら是非 Weizenbier をお試しください。あまりにも有名になり過ぎて、世界各国で飲むことができますので、紹介するのはどうかと思いましたが、やっぱり紹介しておかなければと思って紹介させて戴きました。この写真は、Berlin の Wansee(バンゼー)にあるビアガーデンで飲んだ時に撮影したものです。Wansee のビアガーデンは別のところで紹介しています。そちらをご覧戴くと分かるかと思いますが、非常に素晴らしいビアガーデンですので、ベルリンに訪れた時には是非とも行ってもらいたいと思います。僕お勧めのビアガーデンです。Erdinger のWeb site はこちらです → http://www.erdinger.de/en/erdinger-weissbier-company/brewery.html


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052 これは バイエルンの Sachsenkam という所にある Kloster bräuerbrau という醸造所で醸造されたアルコール度数が 4.8 % のReutberger Kloster-hell というビールです。この醸造所は1516年に醸造を開始しています。 Kloster とは修道院という意味ですから、修道院で醸造されているビールということになります。ここの醸造所では、この写真にあるビール以外にも様々なビールを醸造しています。例えば、アルコール度数が 4.8 % の Kloster Weisse、以下にご紹介する アルコール度数が 5.3 % の Dunkle Weisse、アルコール度数が 6.7 % の Heller Bock、アルコール度数が 6.9 % の Weissbier Bock 、アルコール度数が5.0 % の Kloster Pils、アルコール度数が 4.9 % の Kloster Hell、アルコール度数が 5.1 % の Export Hell、アルコール度数が 5.2 % の Export Dunkel、アルコール度数が 5.3 % の Aegidius Trunk、アルコール度数が6.9 % の Josefi Bock、アルコール度数が 5.3 % の Kloster Maerzen 等、様々なビールが醸造されています。さて、写真にあるビールですが、黄金色のピルスナーでキレとコクのあるスッキリとしたビールですから、日本人好みと言えるでしょう。キリンの一番搾り等と比べると比較にならない程美味しいですが、バイエルンのビールとしては極普通のビールと言えます。Kloster bräuerbrau とReutberger Kloster-Bier の web site はこちらです →  http://www.klosterbrauerei-reutberg.de/ ホームページを覘いてみるとお分かり戴けると思いますが、非常に美しい修道院ですので、お時間のある方は是非訪れてもらいたいと思います。ビアガーデンも併設されていますし、たまにビール祭りも開催しています。


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053 これは Kulmbach という醸造所で醸造された Kapuziner Weissbier です。このビールは非常に珍しく、なかなかお目にかかれないビールです。たまたま Berlin (ベルリン)の Turmstrasse (トゥルム通り)というところでやっていた Strassenfest (お祭り)で見つけたビールです。写真にあるのがこのビールのオリジナルジョッキですが、 ドイツにしては非常に珍しい形のビアグラスになっています。Kulmbach ではこの Kapuziner Weissbier 以外にも、Pilsner なども醸造しています。 写真にあるビールは泡の非常にきめ細かい、酵母がたっぷり入った非常にフルーティーな Weizenbier です。Paulaner や Erdinger のような味わいですが、苦味が少々気になるビールです。酵母の香りが心地よく、喉ごしも良い、非常にまろやかなビールです。なかなか美味しいビールですから、是非試して戴きたい逸品です。Kulmbach の Web site はこちらです → http://www.kulmbacher.de/de/klbag/start.php


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054 このビールは Hochschwarzwald、即ち黒い森の北に位置する Badische Staatsbrauerei Rothaus という醸造所(Titisee neustadt に程近い)で 1516 年から醸造が開始された Rothaus Tannenzäpfle というアルコール度数が 5.1 % のビールです。2012 年に Deutsche Landwirtschafts-Gesellschaft (DLG)で金賞を受賞したビールです。Badische Staatsbrauerei Rothaus では写真にあるPilsner 以外に Hefeweizenbier や Radler、それにAlcoholfrei のビールも醸造しています。色は淡い黄金色で、甘いにも関わらず非常に苦い変わったビールです。ラベルにホップの絵が描かれてあることからも想像出来ると思いますが、ホップの苦みが非常に強いビールです。但し、ホップのアロマの香りが思った程にしないビールです。これは恐らくですが、ホップのエキスを大量に混入させているために、このような味になっているのだと思います。キレもコクも良いビールなのでまずまずの味ですが、苦いのに甘みが強いので、かなり違和感のあるビールです。Rothaus Tannen Zäpfle の Web site はこちらです → http://rothaus.de/de/altersabfrage


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055 これも先にご紹介したのと同じ、バイエルン地方の Sachsenkam という所にある 1516 年創業を開始した Klosterbrauerei Reutberg という所で醸造された Daisenberger Dunkle Weisse というアルコール度数が 5.3 % のビールです。このビールは酵母の香りが程良くし、褐色の泡立ちの非常に良いビールです。Weizenbier ですから、キレも苦味もありません。かなり甘ったるくまったりとしたフルーティーなビールです。Hefe Weizenbier としては非常に美味しいビールですので、機会があれば是非お試しください。 Klosterbrauerei Reutberg の Web site はこちらです → http://www.klosterbrauerei-reutberg.de/


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056 これは先にもご紹介しましたが、Der Weissbräu aus Haag という醸造所で醸造された Unertl のビールですが、Leighte Weisse というアルコール度数が 2.9 % とアルコール度数をかなり抑えたビールです。Der Weissbräu aus Haag で醸造されているビールは全て Unertl という名前が付いていて、最もポピュラーなアルコール度数が 4.9 % の Unertl Weißbier に加えて、写真にある Unertl Leichte Weiße、それにアルコール度数が 4.8 % の Unertl Bügelflasche、アルコール度数が 6.7 % の Unertl Weißer Bock、アルコール度数が 5.8 % の Unertl Ursud、アルコール度数が 42 % の Unertl Bierschnaps、 それにアルコールフリーの Unertl Alkoholfreies Weißbier 等のビールが醸造されています。さて、写真にあるビールですが、泡立ちが非常によく、Dunkle のような Weissbier です。フルーティーでなかなか美味しいですが、アルコール度数が低いこともあって、かなりライトな仕上がりになっています。喉が渇いている時等にはジュースのように飲めるため、なかなか美味しいビールだと思いますが、Hefe Weizenbier としては味がかなりライトなため、今一つ・・・ということになるかも知れません。Der Weissbräu aus Haag 及び Unertl の Web site はこちらです → http://www.unertl.de/php/index.php


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057 これは バイエルンの Laaber という所にある Privatbrauerei Plank-Laaber という醸造所が醸造している Plank-Bier Hefeweizen というアルコール度数が 5.2 % のビールです。Privatbrauerei Plank-Laaberでは、写真の Hefeweizen に加えて、Leichtes Hefeweizen、Heller Weizenbock、Dunkler Weizenbock、Export Dunkel、Dunkles Radler、Helles、Pilserl 等と言った種類のビールを醸造していて、World Beer Cup で幾つかの賞を受賞しています。さて、写真のビールですが、泡立ちが良い、やや褐色がかった 2006 年と 2008 年の World Beer Cup の銀賞に輝いたビールです。普通の Hefeweizen Bier と比較するとまったり感がなく、非常にあっさりとしたビールです。Hefeweizen を期待して飲むとかなりがっかりするビール。それがこのビールです。但し、夏の暑い時や喉が渇いている時などにはジュース感覚で飲めるので、ビールが苦手な人でも気軽に飲めると思います。何れにせよ、 Hefeweizen 特有のまったり感がないため、あまりお勧め出来るビールではありません。どうしてこのビールが受賞しているのかちょっと首をかしげてしまいます。Privatbrauerei Plank-Laaber の Web site はこちらです → http://www.brauerei-plank.de/


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058 これはバイエルン地方の Hallerndorf という所にある Rittmayer という醸造所で醸造された Hallerndorfer Landbier Hell というビールです。Landbier とは田舎ビールと言う意味です。ラベルには1422 年と書かれてありますが、醸造を開始したのは1516 年のようです。Rittmayer では Rauchbier (燻製ビール)も醸造しています。さて、写真のビールですが、泡立ちは良好の黄金色の酵母の香りが良くする甘いビールです。キレはそこそこにありますが、コクがなく、喉ごしがそこそこのビールです。苦味は少しあるものの、非常にライトなビールで、強いて言えば Radler のようなビールです。ホップの香りも殆どせず、あまりにライトなビールなので、とてもバイエルンのビールとは思えないビールです。但し、夏の暑い時や喉が渇いている時には、アルコールが苦手な人でも飲める、そんなビールです。Rittmayer の Web site はこちらです → http://www.rittmayer.de/


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059 さて、さて。ここでは妙なビールをご紹介しましょう。写真にあるビール。何だか凄く濁っているように見えますが、これは何だと思いますか?実は、これこそ知る人ぞ知る、Bananaweizen です。 Bananaweizen とは文字通り、Weizenbier とバナナジュースを 1:1 に混合したビールです。妙な組み合わせなので、ギョっとするかもわかりませんが、実は非常に美味しい僕 1 押しのビァカクテルです。元々、Weizenbier はバナナの香りがするので、バナナジュースと混合すると、非常に美味しいカクテルになります。Bananaweizen はバイエルン地方では結構飲まれていますが、それ以外の地方では殆ど飲まれていませんので、探すのが至難の業です。ところが、首都ベルリンでもこの Bananaweizen を提供している所があると聞いたので、わざわざ足を運んでみました。それが、Gorlizer str.(ゲルリッツァー通り)にある Das Edel Weisse というお店です。本当に Bananaweizen があるのかをお店の人に聞いてみると、「あるよ~」というので、「やった~。やっと見つけた!」と喜び勇んで注文しました。出てきたのが写真にあるものですが、ここで提供されている Bananaweizen は最低で、とても Bananaweizen とは思えない代物でした。元々、この写真にあるように Schneiderweisse という Weizenbier は決して美味しい Weizenbier ではありません。それにバナナジュースを混合したのですから、美味しくないのは当然ですが、それに加えて、混合したバナナジュースはどうやら本物のミキサーでジュースにしたものではなく、紙パックに入ったバナナジュースを混合したようで、とても飲めるような代物ではありませんでした。本当の Bananaweizen は旨い Hefeweizen bier にミキサーで作ったバナナジュースを 1:1 に混ぜるものであって、紙パックのバナナジュースを混ぜるものではありません。そのため、ここ Das Edel Weisse で提供されている Bananaweizen を飲んで、全然美味しくないと思われても困ります。折角、はるばる足を運んだのに、ここの Bananaweizen は本当に最低でした。Das Edel Weisse の Web site はこちらです → http://www.edelweiss36.com/


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060 これは先にもご紹介しましたが、Der Weissbräu aus Haag という醸造所で醸造されたアルコール度数が 4.9 % の Unertl Weissbier というビールです。Der Weissbräu aus Haag で醸造されているビールは全て Unertl という名前が付いていて、この写真にある最もポピュラーなアルコール度数が 4.9 % の Unertl Weissbier に加えて、アルコール度数が 2.9 % Unertl Leichte Weisse、それにアルコール度数が 4.8 % の Unertl Bügelflasche、アルコール度数が 6.7 % の Unertl Weisser Bock、アルコール度数が 5.8 % の Unertl Ursud、アルコール度数が 42 % の Unertl Bierschnaps、 それにアルコールフリーの Unertl Alkoholfreies Weißbier 等のビールが醸造されています。さて、写真にあるビールですが、泡立ち良好な濃い褐色の Weizenbier です。香りは非常に良いのですが、まったり感とコクがあまりなく、Weizenbier としてはあっさりとしたスッキリ目のビールです。でも、なかなか美味しいビールですので、一度は飲んでおきたいビールです。Der Weissbräu aus Haag 及び Unertl の Web site はこちらです → http://www.unertl.de/php/index.php


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061 これは 1878 年に醸造を開始した Brauerei Diebels の代表的なビール Diebels です。アルコール度数が 4.9 % の Premiume Altbier です。泡立ち良好な酵母の香りが良くする褐色のビールです。鼻からスーッと息を抜くと少しだけ黒糖の香りがします。苦味は少しありますが、見た目程にコクはなく、甘みが少しあるビールです。キレも喉ごしもあまり良くない、中途半端な味のビールです。僕は Altbier がかなり好きですが、このビールは Altbier と思って飲むとかなりがっかりするビールかもわかりません。Brauerei Diebels の Web site はこちらです → http://www.diebels.de/


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062 これは Erzquell Brauerei Bielstein Haas & Co. KG という醸造所で醸造された Zunft Kölsch です。僕は Kölschbier(ケルン発祥のビール) が結構好きですが、このビールは Kölschbier とはとても思えない程そっけないビールです。酵母の香りは良くする苦味のあるビールですが、ホップの香りは殆どと言っていい程しないビールです。 それ程甘い訳ではありませんが、日本の発泡酒のようなビールなので、決してお勧め出来るビールではありません。このビールは滅多にお目にかかれないビールですが、たまたま Strassenfest (お祭り)で見つけたので飲んでみましたが、かなりがっかりしました。Zunft Kolsch の Web site はこちらです → http://www.zunft-koelsch.de/


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063 これは 先に Aktien Zwick’l のところでご紹介した、Bayreuth (バイロイト)にある Bayreuther Bierbrauerei という醸造所(創業は1857年)で醸造された アルコール度数が 5.3 % の Aktien Original というビールです。かなり淡い色のビールで、泡立ちは良いですが、ホップの香りが殆どしないビールです。喉ごしはまずまずですが、コクがなく、キレも良くないビールです。甘みはそれ程強くありませんが、日本の発泡酒のようなビールです。残念ですが、決してお勧め出来るようなビールではありません。Bayreuther Bierbrauerei の Web site はこちらです → http://www.bayreuther-bier.de/


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Palaner で~すこれはドイツ売上 No. 1 の アルコール度数が 5.5 % の PaulanerHefeWeissbierです。このビールが全ての Weizenbierの基本で、僕はこのビールを基準にしてどれ位の旨いかを評価しています。Paulanerは Muenchenのビールで、創業は1634年と非常に歴史のある醸造所です。非常に大きな醸造所で、地ビールという訳ではありません。あまりにも規模が大きいため、サッカーの FC Bayern のスポンサーにもなっています。泡は滑らかでキメの細かさはぴか一の非常に上質の Weizenbierです。酵母の香りと言い、バナナ臭のフルーティーさと言い、まったりとした奥深さと言い、どれをとっても最高の仕上がりになっています。わずかに苦味があり、口の中に入れると甘みが口いっぱいに広がるそんなビールです。濃厚さから言えば、他のどの HefeWeizenbierにも負けない素晴らしい仕上がりになっています。流石に旨いだけあって、ドイツでも売上No. 1 ということが頷けます。Paulanerの Web site はこちらです →。http://www.paulaner.de/


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Erdinger のChamp で~す

こちらは アルコール度数が 4.7 % の Erdinger Champ Weissbierです。こちらもきめ細かい滑らかな泡立ちのビールで、クリーミーな泡を見ただけでも素晴らしいビールだということがお分かり戴けるのではないかと思います。 Paulanerに決して引けを取らないビール。それがこのErdingerの Weissbierです。酵母の香りと言い、バナナ臭のフルーティーさと言い、まったりとした奥深さと言い、どれをとっても最高の仕上がりになっています。わずかに苦味があり、口の中に入れると甘みが口いっぱいに広がるそんなビールです。このビールは ErdingerのHefeWeizenbierですが、元のErdingerと非常に良く似た味になっていますが、個人的には元の Erdingerの HefeWeizenbierのほうがより濃厚ですので、美味しいと思います。実際、Erdingerと Erdinger Champ とではアルコール度数が異なり、Champ のほうがより飲み易く、アルコール度数を低く設定しています。Erdingerの Web site はこちらです → http://www.erdinger.de/


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Alpirsbacher で~す

こちらは Alpirsbacherの Weizen bier です。凄く濁ったビールで、泡立ちは非常に良く、 Weizen bier としては非常に良く仕上がったビールです。バナナ臭のする非常にフルーティーなビールで、甘酸っぱい香りが口の中一杯に広がる最高のビールです。あまりにも美味しいので、これ以上はコメントしなくてもいいでしょう。兎に角、このビールを見つけたら、迷わず購入してください。Alpirsbacherの Web site はこちらです → https://www.alpirsbacher.de/


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Öttinger で~す

こちらは ドイツの Gotha 地方にある ÖttingerBrauereiで醸造された アルコール度数が 4.9 % の ÖttingerHefeWeissbierです。ÖttingerBrauereiの歴史は割合と浅く、創業は1731 年です。非常にきめの細かい泡のビールで、濃厚な色をしています。酵母が沢山入っているために、かなり白濁しています。酵母の香りが良くし、見た目は非常に濃厚な感じがするのですが、飲んでみるとかなりあっさりとしており、 Weizenbierのまったり感にはかなり欠けるビールです。口の中に入れると、甘みと酸味が広がりますが、Weizenbier特有のバナナ臭がかなり少ないので、かなりがっかりするビールと言えるでしょう。とは言え、まずいという訳ではありませんので、こんなものだと思って飲めばそれはそれで楽しめるビールだと思います。但し、何度も書いて申し訳ありませんが、同じお金を払うのなら、Paulanerを買って飲むことをお勧めします。Öttingerの Web site はこちらです → http://www.oettinger-bier.de/


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こちらはかの有名な Paulanerで醸造された HefeWeissbierのうちの Dunkelです。こちらのビールもPaulanerのWeissbierと同様、最高の仕上がりになっています。文句の付けようがない位素晴らしいビールと言えます。ベースは HefeWeissbierになっていますが、こちらは Dunkelですので、普通の HefeWeissbierとは当然のことながら味は異なります。泡立ちは極めて良好で、HefeWeissbierと同様かなり濁っています。かなり濃い褐色で、見た目にも濃厚そうで、美味しそうなビールと言えます。口の中に入れると全てが調和していて、あ~、幸せ・・・と言った感じです。通常の HefeWeissbierとは異なり、バナナフレーバーは殆どしませんが、そのかわり Dunkel特有のコクが口の中いっぱいに広がります。流石は Paulanerです。兎に角、お金を払うのなら、これしかないでしょう。 Paulanerの Web site はこちらです → http://www.paulaner.de/de 前にも述べましたが、こちらのサイトでは 16 歳以上かどうか聞かれます。これはドイツでは 16 歳になれば飲酒が認められているためです。そのため、Ja (はい)をクリックして中にお進みください。


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こちらは誰でも知っているドイツの有名な Löwenbräu(レーベンブロイ)です。こちらのビールも Paulanerと同じく、Münchenで醸造されています。Löwenbräuは最初に日本に輸入されたビールですから、ドイツビールと言えば、Löwenbräuと答える方が多いのではないかと思います。Löwenbräuの創業は1383年にまで遡りますから、かなり歴史のあるビールと言えるでしょう。あまりにも有名なため、能書きを書く必要はないかも知れませんが、取り敢えずどのような味かをご紹介させて戴きます。酵母の香りが程良くし、苦味とホップの香りが丁度良い黄金色のビールです。口の中に入れると、甘みと程良い酸味が口の中いっぱいに広がります。流石はドイツを代表するビールで、なかなか味わい深い味ですが、少しライトな感じで、サントリーのザ・プレミアムモルツから比べると、残念ですが1ランク落ちると言わざるを得ません。しかし、まずいという訳ではなく、日本の一般的なビールから比べると比べ物にならない程美味しいビールですので、是非機会があれば試してください。写真にあるもの以外にもLöwenbräu では幾つかビールを醸造していますから、また飲んだ時に他のビールもご紹介させて戴きます。Löwenbräuの Web site はこちらです → http://www.loewenbraeu.de/


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名称未設定 32これは・・・・・・・・にある・・・・・・・・・で醸造された Kaiserdom というアルコール度数が 5.0 % の Hefe Weissbier です。Kaiserdom の Web site はこちらです → ・・・・・・・・・

 


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図1

こちらのビールは Tübingen (チュービンゲン) にある非常に有名なビアレストラン “Necker Müller (ネッカーミュラー)” で飲める Fisher’s Brauhaus Mössingen (その名の通り、Mössingen という所にあります)で醸造されている Keller Bier です。 酵母の香りが程良くする白く濁ったフルーティーなアルコール度数が 4.8 % のビールです。極めの細かい泡で、鼻から息を抜くと非常にフルーティーな香りのするビールです。一見すると Weizenbier のようですが、通常の Weizenbier とは少し違います。勿論、フルーティーな香りは Weizenbier そのもので、ホップの香りは殆どしませんが、苦味が少しあり、まったり感はあまりありません。普通の Weizenbier と思って飲むとがっかりするかも知れませんが、かなりレベルの高いビールと言えます。Necker Müller を訪れた際には、次の Necker Müller オリジナルのビールだけでなく、このビールも是非飲んでみてください。Necker Müller はネッカー川沿いにある非常に素晴らしいロケーションのビアレストランで、ビアホールの他、ビアガーデンもありますので、Tübingen を訪れた際は是非訪れて欲しいと思います。Necker Müller の Website はこちらです → http://www.neckarmueller.de/cms/  Fisher’s Brauhaus Mössingen のWebsite はこちらです → http://www.brauhaus-moessingen.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。Fisher’s Brauhaus Mössingen では10種類以上のビールを醸造しています。


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図2

こちらのビールは Tübingen (チュービンゲン) にある非常に有名なビアレストラン “Necker Müller (ネッカーミュラー)” オリジナルのビールです(フルネームは Tübinger Gasthausbrauerei Necker Müller と言います)。 Necker Müller は Tübingen のところでご紹介しますが、Tübingen の観光名所の一つになっています。ここはレストランですが、醸造所で、中にはビアホール、そして外にはビアガーデンがあります。お天気が良ければ、Necker 川沿いにありますから、是非ビアガーデンでご堪能ください。建物は新しいですが、200 年程の歴史があります。さて、このビールですが、酵母の香りが程良くする白く濁った泡立ちの良いフルーティーなビールです。見た目は上の Keller Bier と非常に良く似ていますが、味は全く異なります。酸味は Keller Bier と大差はありませんが、こちらのビールの方が 圧倒的にフルーティーです。まさに Weizenbier といった感じで、鼻から息を抜くと、Weizenbier 特有のバナナ臭のする絶妙なビールです。 上の Keller Bier と比べると、苦みは殆どありませんし、喉越しの非常に良いビールです。Necker Müller にはオリジナルグッズが幾つかあり、このビアグラスも購入出来ますので、是非お土産にどうぞ!Necker Müller の Website はこちらです → http://www.neckarmueller.de/cms/


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図3

こちらのビールは Sanwald Hefeweizen Hell です。ドイツのビールには通常それ専用のビアジョッキやビアグラスがありますが、ここだけは全然違う銘柄のビアグラスに入って来ましたので、間違わないように後ろ側から撮影しています。蛇足ですが、折角後ろから撮影しましたので、少しだけ説明しておきます。ビアグラスの後ろ側には、この写真にあるように、0.5 l と書かれてあり、そこに線が引かれてあります。これは 500 ml のビールを注文したら 間違いなく 500 ml 入っているということを証明するためのものです。ドイツはユニークで、 500 ml のビールを注文した場合、絶対にこの線よりも上にビールがなければならないという法律があります。勿論、泡はビアグラスの口からはみ出す位に注がれますが、泡だらけだと、実際の量が 500 ml に満たないことになります。そのようなことがないように、法律で定められているのです。従って、もし注文して、ビールがこの線よりも下だった場合には、お店にクレームを付けることが出来ます。クレームを付けられたら、お店は必ずこの線より下にならないようにビールを追加しなければなりません。このような粗相があった場合には、当然チップを払う必要もありません。これはちょっとした豆知識ですので、覚えておくと良いと思います。話は逸れましたが、このビールは Sanwald という Stuttgart(シュトゥトガルト) にある醸造所で醸造されたアルコール度数が4.9 % のビールです。このビールは非常に極めの細かい、酵母で濁ったビールですが、かなり期待外れのビールです。Weizenbier ですので、ホップの香りが殆どしないのは全く問題ありませんが、Weizenbier 特有のフルーティーさも、バナナ臭も全くと言っていい程しない劣悪なビールです。酸味しかない、とにかくそっけない、Schöfferhofer に勝るとも劣らない非常にまずいビールです。あまりにも美味しくないため、決してお勧めはしません。Sanwald の Web site はこちらです → https://www.sanwald.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。


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図4

これは Stuttgarter Hofbräu Pilsner です。その名の通り、Stuttgart(シュトゥトガルト) で醸造されたアルコール度数が 4.9 % のビールです。泡立ちはまずまずで、割合と極めの細かい泡の黄金色のビールですが、喉越しが悪く、コクもない、かなり苦みの強いビールです。 Pilsner にも関わらず、舌触りが非常に悪く、粉っぽいビールと言えるでしょう。ホップの香りも殆どせず、嫌な苦みだけがいつまでも後を引くビールですので、決してお勧めは出来ません。こちらの醸造所は非常に有名で、Canstatter Volksfest(カンスタッターフォルクスフェスト:ドイツでは Oktoberfest (オクトーバーフェスト)の次に大きなビール祭りです)にも出展されていますが、何故有名なのか理解に苦しむビールです。Stuttgarter Hofbräu ではこれ以外にも沢山の種類のビールを醸造していますので、他のビールは美味しいのかもしれませんが・・・。Weizenbier も醸造していますので、ひょっとしたら Pilsner が苦手なのかも知れません。Stuttgarter Hofbräu の Web site はこちらです → http://www.stuttgarter-hofbraeu.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。


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図5

これは Rottenburg にある 1775年創業の Rottenburg という所にある Baisinger という醸造所で醸造されたアルコール度数が 5.2 %の Teufels Wisse というビールです。Baisinger でも色々な種類のビールが醸造されていますが、このビールは泡立ち良好で、匂いが非常にフルーティーです。Hefe Weizenbier なのにまったり感に欠けるところと、Weizen 特有のバナナ臭のしないところがが残念ですが、フルーティーさは他のビールよりも優っているため、かなり上出来のビールと言えるでしょう。酸味が少し強いのが気になりますが、苦みがなく、かなり爽快感のある甘みの強いビールですので、暑い日にはかなり嬉しいかも知れません。Baisinger の Web site はこちらです → http://www.baisinger.de/index/agerequest  ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。 Baisinger でもこのビール以外に10 種類以上のビールを醸造しています。


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図6

これは Kulmbach という所 (バイエルン地方) にある Kulmbacher Brauerei という醸造所で醸造されたアルコール度数が 4.9 % のMildes Bayerisch Hell です。ラベルには Mönchshof と書かれてありますが、これは醸造所の名前ではなく、ブランド名です。この醸造所は1349年創業のようですから、相当歴史のある醸造所と言うことになります。薄い黄金色であまり泡立ちは良くありませんが、酵母の香りが良くするかなり甘めのビールです。こちらのビールは Pilsner ですが、見た目とは大きく異なり、フルーティーな香りがする少し変わったビールです。苦みもホップの香りも殆どしない、酸味のあるジュース感覚で飲めるビールです。喉越しはそう悪くありませんが、コクがあまりないかなりライトなビールです。とは言っても、発泡酒のようにそっけない味ではありません。かなり爽快感があるため、暑い日や喉が渇いている時にはいいかも知れません。本物の Pilsner とは全く味が違うため、 Pilsner と思って飲むとかなりがっかりするかも知れません。Mönchshof の Web site はこちらです → https://www.xn--mnchshof-n4a.de/startseite.html ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。Mönchshof でもこのビール以外に10種類以上のビールを醸造しています。


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図7

これはかの有名な Augstiner Bräu München Edelstoff です。何が有名かと言うと、創業が何と1328 年の München(ミュンヘン)で最も古い Pilsner で、ドイツ人が Pilsner としては最も美味しいと絶賛するビールです。München があるバイエルン地方では主に Weizenbier が飲まれているため、最も飲まれているのは Paulaner ですが、Pilsner ではこのビールの右に出るものはないと言われています。このビールはアルコール度数が 若干高めの 5.6 % で、非常に極めの細かい泡の酵母の香りの良くするビールです。苦みはそれ程強くなく、口の中に入れると、甘酸っぱさが広がるビールです。喉越しはそれ程悪くはありませんが、コクは残念ながらありませんし、ホップの香りも殆どと言っていい程しないビールです。ドイツ(特に南ドイツ)では最も美味しい Pilsner と定評のあるビールですが、僕は決してそうは思いません。ドイツ人から「どう?美味しい?」と聞かれて、「Nein (いいえ)」と答えて、びっくりされてしまいました。日本人の殆どは、ドイツと言えばビールと思っているかと思いますが、ドイツで有名なのは Weizenbier で、Pilsner が美味しいと思ってはいけません。 Pilsner はチェコの Pilsen が発祥ですから、チェコのビールからすると全く話にならないと言っていいでしょう。このクオリティーであれば、サントリーのプレミアムモルツのほうが圧倒的に美味しいと言えます。Augstiner Bräu のWeb site はこちらです → http://www.augustiner-braeu.de/  ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。Augstiner Bräu でも幾つかのビールが醸造されていますが、こちらのビールが最も美味しいと言われています。Weizenbier も醸造されているようですが、あまりにも写真にあるビールが有名なため、ここの Weizenbier はまだ飲んだことはありませんので、機会があれば飲んでみたいと思いますが、あまり期待出来そうにありません。Augstiner Bräu は München の至る所で飲むことが出来ますし、Oktoberfest (オクトーバーフェスト)にも出展しています。


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図8

これは 1681 年に醸造を開始した Langenau-Hörvelsingen にある Pflugbrauerei という所で醸造された アルコール度数が 5.4 % の Dunkles Kellerbier です。泡は極めが細かいのですが、アルコール臭のかなり強いビールです。Dukelbier ですが、見た目とは全く違い、かなり甘酸っぱく、黒糖の味もしない、かなりライトなビールです。 Pilsner と比べるとコクはありますが、 Dunkelbier にしてはかなりそっけない感じのビールです。喉越しはそう悪くありませんが、かなりあっさりとしたビールですので、あまりお勧めは出来ません。ここの醸造所でも幾つかの種類のビールが醸造されています。Pflugbrauerei の Web site はこちらです → http://www.pflugbrauerei.de/

 


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図9

これは Bad Schussenried にある Schussenrieder Erlebnisbauerei と言う醸造所で醸造された アルコール度数が 4.7 % の Original N゜1 というビールです。泡立ちはあまり良くありませんが、酵母の香りが良くする甘酸っぱいビールです。Pilsner ですが、少しだけ濁っていて、スッキリ感がなく、少しまったりとした、割合と苦みがある、ホップの香りが殆どしないビールです。若干、粉っぽい感じがありますし、Pilsner にも関わらず、コクがあまりなく、喉越しも大して良くないビールですので、あまりお勧め出来るビールではありません。Schussenrieder Erlebnisbareu の Web site はこちらです → http://www.schussenrieder.de/ こちらの醸造所では沢山の種類のビールを醸造していますし、Oktober Fest にも出展しています。


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図10

これは Ehingen-Berg という所にある 1466 年に醸造を開始した Berg という醸造所で醸造されたアルコール度数が 5.1 % の Hefe Weizenbier です。かなり白く濁った非常に極め細かな泡のビールです。このビールの特徴は、酵母の香りよりも真っ先にフルーティーな香りがするところです。これ程、飲む前からフルーティーな香りのするビールはなかなかないと思います。但し、Weizenbier 特有のバナナ臭は殆どせず、ただただフルーティーな香りのするビールです。口の中に入れるととても甘酸っぱく、一瞬あっさりとした感じがしますが、まったり感もある程度残っているビールです。苦みが若干ありますが、それ程気にはなりません。見た目は非常に濃厚な Weizenbier なのに、バナナ臭がしない非常に珍しいビールと言えるでしょう。僕がメンバーだった射撃クラブでは、Günzburgerbier に代わって飲まれていることから考えると、かなりレベルの高いビールと言えるでしょう。Berg の Web site はこちらです → http://www.bergbier.de/brauerei.html  Berg でも種類は多くありませんが、幾つかの種類のビールが醸造されています。


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図11

これは 1586 年München(ミュンヘン)の Münz で醸造された アルコール度数が 5.5 % の Märzen です。極めの細かい泡で、程良い酵母の香りのする Pilsner です。口の中に入れると、若干甘酸っぱい、かなり苦みの強いビールです。喉越しは悪くありませんし、粉っぽい感じもしませんが、ホップの香りが殆どしないビールで、あまりお勧めは出来ません。上の方にも書きましたが、依然ホームページは見つかりません。


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図12

これは Stuttgart (シュトゥトガルト)にある 1878 年創業の Dinkler-Schwaben Bräu という醸造所で醸造された、アルコール度数が 5.5 % の Volksfest Bier Schwabenbräu というビールです。泡立ちはまずまずの若干濃い黄金色のビールです。酵母の香りが程良くし、口の中に入れると甘酸っぱい味がするビールです。苦味は程々ですが、舌触りがあまり良くなく、若干粉々していて、喉越しもあまり良くない、コクが殆どないビールです。ホップの香りもさっぱりしませんので、決してお勧め出来るビールではありません。Dinkler-Schwaben Bräu の Web site はこちらです → https://www.schwabenbraeu.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。もしかしたら、こちらの Website のほうがいいかもわかりません。→ https://www.schwabenbraeu.de/startseite/ この醸造所でも多くの種類のビールが醸造されていますので、他のビールは美味しいのかも知れません。機会があれば飲んでみたいと思います。

 

 


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図13

これは知る人ぞ知る、かの有名な Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)がラベルになっている Privatbrauerei Kesselring GmbH & Co. KG という醸造所で醸造された Steine² das geniale bier というビールです。Geniale とは Genie のことで、日本語で言えば天才という意味です。このビールの歴史は浅く、数年前に醸造されたアルコール度数が 5.3 % のビールです。泡立ちはまずまずで、口の中に入れると少し苦味のある甘酸っぱいビールですが、少し粉々したビールです。他のビールと比べるとホップの香りが若干ですが、強めのビールです。とは言っても、ほんの少しですが・・・。ドイツ人によると、ボトルが小さいため、通常はグラスやジョッキに入れず、そのまま飲むそうです。ここの醸造所の歴史はそれほど新しい訳ではありませんが、あまり売れないため、このビールを考え出したそうです。Albert Einstein がラベルにあるため、てっきり Ulm (ウルム)のビールかと思っていましたが、そうではないらしく、Marktsteft という所に醸造所があるようです。 Kesselring GmbH の Web site はこちらです → http://www.kesselring-bier.de/ この醸造所でも沢山の種類のビールが醸造されていますし、 Steinie² もここに示したものだけでなく、青(Bockbier)や緑(Radler)のラベルのものがありますので、もし見つけたら、話の種に飲んでみてください。Einstein を売りに出しているだけあって、グッズも販売されています。


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図14

これは Buttenheim というところにある 創業が 1624 年の St Georgen Bäu Krammer GmbH & Co KG という醸造所で醸造されたアルコール度数が 4.9 % の Keller Bier です。泡立ちはまずまずで、極めの細かい泡の、黒褐色で濁った、酵母の香りが非常に良くするビールです。口の中に入れた直後は甘酸っぱいのですが、その後それ程強くはありませんが、ホップの香りがし、最後に苦味を感じるビールです。キレは殆どなく、まったりとしたビールで、今までに飲んだことのない、かなり変わったビールと言えるでしょう。感じとしては、Pilsner と Dunkel、そして Hefe Weizenbier を均等に足した感じのビールです。St Georgen Bäu Krammer GmbH の Website はこちらです → http://www.georgenbraeu.de/home-62.html こちらでも沢山の種類のビールを醸造しています。

 

 


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図15

これは Lederer Premium Pils という ビールで、創業が 1468 年の Nürnberg にある Lederer Bierkontor GmbH という醸造所で醸造されたビールです。見た目は非常に薄い黄金色で、泡立ちは良好な、酵母の香りが程良くするビールです。口の中に入れると真っ先に「苦い!」と感じる非常に苦味の強いビールです。但し、ホップは非常に効いています。甘酸っぱい感じはしますが、兎に角苦味の強いビールですので、苦味の強いビールが苦手な人にはあまりお勧め出来ません。バランスがあまり良くないので、決してお勧め出来ないビールです。Lederer Bierkontor GmbH の Website はこちらです → http://www.lederer.de/verifyage.php?redirect=http://www.lederer.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。とは言っても、非常にそっけないホームページですので、悪しからずご了承ください。


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図16

これはかの有名な Schlenkerla(シュレンケルラ)の Rauch bier (ラオホビール)です。Rauch bier は以前にも説明しましたが、燻製にした麦芽を使用して醸造したビールです。何故こんな変てこりんなビールを醸造したかというと、ドイツにはビール純粋令という法律があり、日本のように発泡酒等を醸造してはならないとされています。ビールは基本的に水・麦芽・ホップ・酵母。この 4 つだけを使用して醸造するもので、これが本当のビールと言う訳です。したがって、日本人が好きなベルギーのビールは、ビールの本場ドイツから言えば、ビールとは言いません。ドイツにはこのような法律があるため、どのように醸造すればオリジナリティーのあるビールが醸造出来るかを考えた結果、この Rauch bier が生まれたという訳です。要するに、燻製にした麦芽を使用する分には法律上問題がないため、燻製にした麦芽を使用してビールを醸造したのです。Rauch bier は 世界遺産の街 Bamberg で醸造されましたが、最初に醸造したのが Schlenkerla です。そのため、Bamberg はもとより、Schlenkerla も世界的に有名になった訳です。Schlenkerla にはレストランが併設されており、そこで出来立ての Rauch bier を飲むことが出来ます。Bamberg が世界遺産に登録され、 Bamberg と言ったら Schlenkerla という程有名になったため、20年程昔、即ち世界遺産に登録される前の Bamberg は静寂な街でしたが、今では休日ともなると恐ろしい数の観光客が Schlenkerla を訪れるようになりました。そのため、なかなか中に入ってビールを飲むことが出来ない状態になっています。Schlenkerla はもう立派な観光名所になっていますから、お店の中には沢山のグッズが販売されています。Bamberg はドイツ国内でもビールの街として知られていて、多くの醸造所があります。そのため、幾つかの醸造所を巡る観光ツアーまであります。何れにせよ、Bamberg に足を運んで、 Schlenkerla に行かなければ意味がないという位有名な所になりましたから、ビールがあまり好きでない人も是非足を運んでください。但し、ビールの味は保証しません。普通のビールと思って飲むととても飲めたものではありませんが、スモークチーズやスモークサーモンをつまみにビールを飲んでいると思えば、非常に美味しく飲むことが出来ます。大雑把に言えば、こんな感じのビールですが、もう少し細かく味の解説をしてみましょう。匂いは当然のことながらスモークの香りがしますが、口の中に入れてみると、意外に甘酸っぱいのに驚かされます。但し、それも束の間、鼻から息を抜くとスモークの香りがバシ!っとします。苦味はあまりありませんが、キレが良く、割合コクのあるビールです。但し、ホップの香りは殆どしません。多くのドイツ人からすれば「あれはビールじゃない!」と不評ですが、飲みなれると意外と美味しいと思うようになります。Schlenkerla の Rauch bier は日本でも購入出来ますが、Schlenkerla で飲むと味がかなり違いますので、是非 Schlenkerla まで足を運んでください。Schlenkerla の Website はこちらです → http://www.schlenkerla.de/ この Webiste からもお分かり戴けるかと思いますが、Schlenkerla では他にも沢山の種類のビールが醸造されています。

 


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図17

こちらも Bamberg に醸造所のある Rauchbier で、Spezial Rauchbier と言います。創業が 1516 年の Brauerei Spezial という醸造所で醸造された アルコール度数が 5.3 % の Rauchbier です。先の Schlenkerla と同様、かなり黒い褐色のビールです。泡立ちは良好で、Schlenkerla と同様、兎に角スモークの味のするビールです。味は Schlenkerla と良く似ていますが、こちらのほうがスモークの香りが弱く、フルーティーなため、初めて Rauchbier を飲む人にとっては、こちらのほうが飲みやすいように思います。但し、決して軽いビールという訳ではなく、味わい深いなかなか上出来のビールですが、ホップの香りは殆どしません。Brauerei Spezial の Website はこちらです → http://www.brauerei-spezial.de/  このサイトからもお分かり戴けるかと思いますが、Gasthof で醸造されたビールですので、この Gasthof に宿泊すれば、おのずと飲めます。


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図18

これはかの有名な Hofbräu Haus (ホーフブロイハウス)で醸造された Pilsner の Original です。München (ミュンヘン)の Hofbräu Haus はヒトラーがナチスドイツを旗揚げした場所として非常に有名ですが、そこに行けばこのビールを飲むことが出来ます。泡立ちが良く、酵母の香りが良くする黄金色の、口の中に入れると甘く、苦味のあるビールです。若干、酸味があり、喉越しの良いビールですが、あまりコクがなく、ホップの香りも殆どしない、有名な割には美味しくないビールです。Hofbräu Haus は、20年以上前には地元の人達の集う場所でしたが、最近は殆どが観光客ばかりです。中ではドイツの Volks Musik (民族音楽)の生演奏をしていますので、昔は「乾杯!」のお決まりの演奏が始まると、みんな歌いだしたものですが、最近は観光客ばかりで、そんな儀式があるということを全く知らないため、非常に盛り上がりに欠ける状態になっています。昔の Hofbräu Haus を知る者としては何とも悲しい次第です。と言う訳で、地元の人が行く場所ではなく、完全に観光客相手のビアホールになっています。Hofbräu Haus の Website はこちらです → http://www.hofbraeuhaus.de/en/index_en.html


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図19

こちらもかの有名な Hofbräu Haus (ホーフブロイハウス)で醸造された Pilsner ですが、こちらは Oktoberfest (オクトーバーフェスト)用の Pilsner です。Original とどう違うのかを知りたかったこともあって、 Original とこちらのビールの両方を飲んでみましたが、流石の僕も全く違いは分かりませんでした。味もですが、見た目も全く同じです。全くもって、いい加減な話です。いい加減と言えば、Hofbräu Haus ですが、ここで出される料理は非常にまずいです。多くの観光客はここを訪れますから、ここで提供されるものが南ドイツの料理だと思うかも知れませんが、本当の南ドイツの料理はこれ程酷い訳ではありません。ここでは、ビールと料理は期待せず、館内のパフォーマンスを楽しみましょう。完全に観光地となっていますので、館内には大きなお土産屋さんもありますので、旅の記念におひとつどうですか?20年以上前には、写真を撮影してくれて、それをキーホルダーにしてくれたのですが、なくなったみたいで残念です。

 


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図20

これは München(ミュンヘン)にある醸造所 (Hofbräu München) の アルコール度数が 5.1 % の Münchner Weisse です。Hofbräu München と言うことから、Hofbräu Haus のビールと勘違いするかも知れませんが、全く別物のビールですので、間違わないようにしてください。こちらのビールは泡立ちが良好で、酵母の香りがプンプンする Weizenbier です。こちらは本場 München の Weizenbier ということもあってかなり美味しいビールです。口の中に入れると非常に甘く、酸味のある非常にフルーティーなビールです。但し、残念ながらバナナ臭はあまりしません。Hofbräu München の Website はこちらです → https://www.hofbraeu-muenchen.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。


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図21

これは Fürsten-feldbruck という所にある Schlossbrauerei Kaltenberg という元々お城だったところで醸造された アルコール度数が 5.5 % の König Ludwig Weissbier Dunkel です。泡立ちは良好で、極めの細かい泡の褐色で濁った酵母の香りが程良くするビールです。見た目は非常に美味しそうですが、飲んでみると非常に変わった味のビールであることに驚かされます。通常、Weizenbier は口の中に入れると、甘酸っぱい香りが口の中一杯に広がるものですが、このビールはそうではありません。何が違うのか最初は戸惑いましたが、舌がかなりしびれることから、どうやら炭酸が非常に強いために違和感があるのだと気付きました。甘味も酸味もあるし、Weizenbier 特有のまったり感もありますが、通常の Weizenbier とは違い、鼻から息をぬいてもフルーティーな香りはしません。Dunkel であるため、少しだけ黒糖の香りがしますが、普通のビールとはかなり違う、何とも表現のしようのないような変なビールで、決してお勧め出来る代物ではありません。Schlossbrauerei Kaltenberg の Website はこちらです → https://www.koenig-ludwig-brauerei.com/altersabfrage.php ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。


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図22

これは Hofbrauhaus Freising という醸造所で醸造されたアルコール度数が 4.9 % の Graf Ignaz Premium Pilsner です。薄い黄金色で、泡立ちは良くなく、酵母の香りもあまり強くないビールです。口の中に入れると、甘酸っぱい香りが広がり、少し苦味が強いですが、キレもあり、喉越しもなかなか良いビールです。但し、全体的に言えば、水臭い感じで、かなり薄目のビールと言えます。アメリカやトルコの EFES のようにあまりにもライト過ぎるという訳ではありませんが、ドイツビールにしては相当ライトなビールと言えます。但し、ホップの香りがなかなか効いているため、全くダメなビールという訳ではありません。Hofbrauhaus Freising の Website はこちらです → http://www.hofbrauhaus-freising.de/hofbrauhaus-freising.html?PHPSESSID=3240845c6c33bf9dc972b16f913d1694 Website からもお分かり戴けるかと思いますが、この醸造所でも少ないですが、幾つかの種類のビールが醸造されています。


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