江本正志のページ

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射撃

001[1] これは客員研究員としてドイツのウルム大学で仕事をしていた時に所属していた射撃クラブのメンバーがわざわざ僕達のために作ってくれたScheibe(円盤)です。Neu Ulm の Nersingen という町に Oberfahlheim という小さな村があるのですが、そこの射撃クラブに所属していました。近所の Rita さんというとっても面倒見のいい奥さんが、「射撃クラブに一度来てみたらどう?」と誘ってくれたのをきっかけに毎週金曜日の夜に射撃をしに行くようになりました。ドイツには各町や村に射撃クラブがありますが、ここの射撃クラブのメンバーはとってもフレンドリーで最高でした。ドイツ語では射撃クラブのことを Schützenverein といいますが、この Scheibe にあるように Oberfahlheim の射撃クラブに所属していましたので、Schützenverein Oberfahlheim と書かれてあります。


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002[1] これは Neu Ulm の Nersingen という町の Oberfahlheim という小さな村にある Schützenverein Oberfahlheim(オーバーファールハイム射撃クラブ)のメンバーと撮った写真です。何年ぶりかでOberfahlheim を訪ねてみたのですが、友人の Rita さん(写真前列右端)がローカル紙に「昔の日本人メンバーが久し振りに訪ねてくるから、みんな集まってよ~」 と広告を出したところ、沢山のメンバーが集まってくれました。メンバーの多くは年配の方が多かったため、多くの方は亡くなっていましたので、昔のメンバー全員に会えなかったのが非常に残念ですが、それでも沢山のメンバーが僕達のために集まってくれました。写真はお開きの直前(午前0時をとうに過ぎていました)に撮影したため、かなりの人は帰宅してしまいましたが、最後まで残ってくれたメンバーで記念撮影をしました。この時のビールは勿論“Guenzburger Weizenbier”です。お料理はいつものように Rita さん手作りの Leberwurst (レバーブルスト)でした。


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003[1] こちらも Neu Ulm の Nersingen という町の Oberfahlheim という小さな村にある Schützenverein Oberfahlheim(オーバーファールハイム射撃クラブ)のメンバーと撮った写真です。射撃クラブといっても、射撃をする人はごく限られた人だけで、殆どの人はビールを飲んでわいわいがやがや、週末を楽しく過ごすために来ています。


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003_02[1] これが、歓迎会開催のお知らせです。Nersinger Bote というローカル紙に掲載されました。
 003_03[1]
 僕達の歓迎会が開催されるのを新聞記者が聞きつけてやってきました。僕の大好きな Guenzburger Bier の大ジョッキと共に写真を撮ってもらったものが Sued West という新聞に掲載されました。


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004[1] ここにいる人達も射撃クラブのメンバーです。僕達の歓迎会があった翌日に別の村で開催されていたビール祭りに行ったところ、皆もこのビール祭りに来ていました。午前様で帰宅したにもかかわらず、翌日朝も早くからビール祭に来てビールを飲んでいるのですから、流石はビール王国といった感じです。南ドイツではこういったビール祭がそこここで開催されていますので、大都市もいいですが、こういった小さな町や村を訪ねてみると、本当の南ドイツを満喫できますので、是非訪ねてみてください。尤も、どこでビール祭をやっているのかは地元の人に聞くか、ローカル紙を買って探すしか方法はありませんが・・・。


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005[1] これは Schüzenfest で撮影したものです。Schüzenfest とは日本語で言えば、射撃祭とでもいうのでしょうか。ドイツには各町や村に射撃クラブがありますが、暖かくなると毎週のようにどこかで Schüzenfest が開催されています。まあ、小さなオクトーバーフェストのようなものです。 Schüzenfest のビール会場は例外なく、この写真にあるように Bierzelt と呼ばれるテントの中で行われます。ビールだけでなく、食べ物やデザートもありますし、皆が盛り上がっているので雰囲気はもう最高です。日本人のイメージするドイツここにありといった感じです。


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006[1] これも Schüzenfest (射撃祭) で撮影したものです。みんな陽気で、Lederhose (革の半ズボン)をはいてビールをガンガン飲んでいました。ガイドブックには、ドイツ人は愛想が悪く、いつもしかめ面をしていると書かれてありますが、少なくともビールを飲む場所やお祭の時はそんなことは全くなく、とっても陽気で親切です。特に日本人にはとっても親切ですから、躊躇せず仲間に入れてもらいましょう。尤も、ドイツ語が話せないと、楽しさは10分の1になってしまいますが、それでも一生懸命わかるように話してくれますから、心配は無用です。


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007[1] またまた、Schützenheim Oberfahlheim に来ちゃいました。みんなフレンドリーなので、とても楽しかったです。今回は大きなこけしをお土産に持って行きましたが、みんな初めてなのか、興味津々でした。ここで飲むのは決まって、Gunzburger Weizenbier です。これがまた最高なんだな~。これ程濃厚で旨いビールはなかなかないですよ~。みなさんもどうぞ!って言っても、ここでしか呑めませんからね~。


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008[1] Schützenheim Oberfahlheim のみんなとお喋りをするのはとても楽しいです。料理は毎回異なっていますが、決まってRita さん手作りのお料理です。今回は、Schnizel (とんかつ)と Bratwurst (ソーセージ)、それに Kartoffelsalat(いもサラダ)でした。


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009[1] Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)の Fahne(旗)です。Schützenfest(射撃祭)がある時には Fahnen trager(旗持ち)がこれを振り回してお祭りの会場に入場します。街を練り歩く時には、Schützenverein のメンバーの先頭に立って行進をします。


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010[1] これが僕の使っていたピストルです。結構重たく、片手で持てばブレますので、余程の腕力と集中力がなければ的に当てることは出来ません。


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011[1] こんな感じで射撃をします。的は遥か彼方。的も小さいため、相当な熟練が必要です。


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012[1] これも 横から見たら、こんな感じです。ピストルは重たいので、ブレを防ぐのが大変です。


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013[1] ちょっと刑事の真似をしてみました。勿論、弾は入っていませんよ。でも、両手打ちは的を外し易いので、通常こんな打ち方はしませんけどね・・・。


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014[1] これも 善子先生もピストルで射撃をしてみました。彼女は昔ライフルだったので、ピストルは今回が初めてです。妙なピストルの持ち方ですね(笑)。


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015[1]昔はこんな機器はありませんでしたが、今はこれを使って、どれだけ的に命中したかを点数化することが出来ます。


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シュッツェンハイムここが、僕と妻が毎週土曜日に行っていた Schützenheim(射撃場)です。毎週毎週射撃をしていましたから的中率は抜群です。


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シュッツェンフェストこれはSchützenfest (射撃祭)の1コマです。このお祭りは非常に楽しく、このように各村にある Schützenferein(射撃クラブ)の人達が村を練り歩きます。最終的には、Bierzelt (ビアテント)に集まり、そこでビールを飲んで楽しみます。写真は Fahneträger (旗持ち)と言い、重たいFahne(旗)をぐるぐると回しながら村の中を練り歩きます。


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名称未設定-1Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)の壁にはこのように沢山の Scheibe (円盤)が飾ってあります。左に写真のある Scheibe がありますが、彼はJosef と言います。残念ながら 2000 年に亡くなっています。


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名称未設定-2こちらは Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)の射撃場です。通常は何もないのですが、毎週土曜日に射撃が出来るように準備します。


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名称未設定-3こちらは Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)の射撃場です。通常は何もないのですが、毎週土曜日に射撃が出来るように準備します。


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図4Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)は Nersingen (ネルジンゲン)という所にあるのですが、そこではこのような広報が毎週発刊されています。


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図4

Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)に久しぶりに行くと、ここにあるようにいつも広報に載るんですよ~。射撃クラブのメンバーになってからもう20年以上になりますが、ここに書かれてあるように、「久しぶりにやってくるので、みんな集まってね!」という内容のお知らせが広報に載るんです。


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図6よっしゃ!またやるか!って感じで、チャカに弾丸を詰める準備をします。

 


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図7

チャカに弾丸を入れて・・・。

 


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図8

よっしゃ~!ど真ん中に命中させるぞ!と意気込んで弾丸発射!と言いたいところですが、この日は眼鏡を忘れてしまったため、的がさっぱり見えず、的には当たるものの、結果は史上最悪でした。

 


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図9

いつものポーズです。相手にむけると非常に危ないので、このポーズをとる時は勿論弾丸は入っていません。

 


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図10後ろからだとこんな感じです。

 


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図11

射撃場の中はこんな感じになっています。写真では少し分かりにくいのですが、的からこちらまでロープが張られています。射撃をするところから的までの距離はこんなものですが、的がご覧のように非常に小さいですし、チャカがかなり重たいので、的に命中させるにはかなりの熟練を要します。


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図12これは的のどこに弾丸が当たったかを見るための装置です。左にある黒いレバーを手前に倒すと的がこちらにやって来て、奥に倒すと的は向こうの方に行くようになっています。


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図13

この写真はとっても仲の良い Joseph です。 今はもう随分歳を取ってしまいましたが、とっても恰好いいでしょ?


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図14こんな射撃用のグラスをかけて撃つんです。写真ではよく分からないですが、真ん中に小さな穴が開いているんです。

 


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図15

僕達がメンバーだった頃、Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)で飲んでいたビールは Günzburger Bier だったのですが、こちらの Berg というビールのほうが美味しいということで、数年前からこのビールにかわりました。勿論、バイエルンですから、Hefe Weizenbier です。


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図16

毎回、射撃の後はみんなとワイワイガヤガヤやりながらビールを飲むのですが、いつも Rita さんがお料理を作ってくれます。この日は定番の Leberkäse(レバーケーゼ)と Kartoffelsalat (芋サラダ)でした。Kartoffelsalat は日本でも簡単に作れますが、Leberkäse はなかなか日本では手に入らないので(日本で買うととっても高いのに驚きました)、とても懐かしい味です。


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図17

Schützenverein Oberfahlheim (オーバーファールハイム射撃クラブ)は射撃だけをするところではありません。射撃は金曜日の夜にしかしませんから、それ以外の時にはこの写真にあるようにパーティー会場にもなります。


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図18

今回のパーティーの主役は写真の向かって右の Ursula のバースデーパーティーです。向かって左は Ursula のご主人で、とってもユニークな Dieter です。彼は非常に面白いキャラで、日本の芸能人で言えば、高田純次みたいな人です。


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図19

こんな感じでいつものように射撃の後はテーブルを囲んでワイワイガヤガヤビールを飲みながらお喋りをして夜中まで楽しみます。尤も、昔と違って高齢化が進み、年々参加者は少なくなっています。え?あの人亡くなったの?と親しくしていた人達がみんな亡くなっていくので、とても寂しいです。


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図20

こっちはこんな感じです。


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図21

いつものメンバーです。左は Joseph で右は Dieter です。真ん中の人の名前を忘れてしまったのですが、映画 Jaws の 船長に非常に良く似ているので、船長と呼んでいました。


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左は最も親しい Gerhardt、そして右は Walter です。図22

 


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図23

昔から自分の席が決まっているみたいで、いつもこんな感じです。


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図24

とても仲の良い、親友の Rita さんです。Rita さん はこの射撃クラブで一番偉いんですよ。数年前までは別のシェフがいたのですが、亡くなったため、今は Rita さんがこの射撃クラブのシェフを務めています。射撃(チャカではなくライフル)が凄く上手で、Schützenkönig (射撃王)です。


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