江本正志のページ

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ドイツのビール

図7

これはかの有名な Augstiner Bräu München Edelstoff です。何が有名かと言うと、創業が何と1328 年の München(ミュンヘン)で最も古い Pilsner で、ドイツ人が Pilsner としては最も美味しいと絶賛するビールです。München があるバイエルン地方では主に Weizenbier が飲まれているため、最も飲まれているのは Paulaner ですが、Pilsner ではこのビールの右に出るものはないと言われています。このビールはアルコール度数が 若干高めの 5.6 % で、非常に極めの細かい泡の酵母の香りの良くするビールです。苦みはそれ程強くなく、口の中に入れると、甘酸っぱさが広がるビールです。喉越しはそれ程悪くはありませんが、コクは残念ながらありませんし、ホップの香りも殆どと言っていい程しないビールです。ドイツ(特に南ドイツ)では最も美味しい Pilsner と定評のあるビールですが、僕は決してそうは思いません。ドイツ人から「どう?美味しい?」と聞かれて、「Nein (いいえ)」と答えて、びっくりされてしまいました。日本人の殆どは、ドイツと言えばビールと思っているかと思いますが、ドイツで有名なのは Weizenbier で、Pilsner が美味しいと思ってはいけません。 Pilsner はチェコの Pilsen が発祥ですから、チェコのビールからすると全く話にならないと言っていいでしょう。このクオリティーであれば、サントリーのプレミアムモルツのほうが圧倒的に美味しいと言えます。Augstiner Bräu のWeb site はこちらです → http://www.augustiner-braeu.de/  ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。Augstiner Bräu でも幾つかのビールが醸造されていますが、こちらのビールが最も美味しいと言われています。Weizenbier も醸造されているようですが、あまりにも写真にあるビールが有名なため、ここの Weizenbier はまだ飲んだことはありませんので、機会があれば飲んでみたいと思いますが、あまり期待出来そうにありません。Augstiner Bräu は München の至る所で飲むことが出来ますし、Oktoberfest (オクトーバーフェスト)にも出展しています。


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