江本正志のページ

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イタリアのビール

001[1] これは Menabrea というイタリアのビールです。イタリアはビールよりもワインが有名なので、あまり馴染みがないかもわかりませんが、予想通りそう大して美味しいビールではありません。日本のビールに例えるならば、キリン一番搾りみたいなものでしょうか・・・。両者を飲み比べても僕はどちらかを言い当てることができません。それ位キリン一番搾りに似ているビールです。このビールだけでイタリアのビールを語ることはできませんので、今度イタリアに行った時に他のビールも試してみたいと思います。Menabrea のWeb site はこちらです → http://www.birramenabrea.com/ イタリアではビールを飲めるのは18歳以上と法律で定められていますので、このページではイタリア語の Si (Yes)を選択してください。


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002[2] イタリアは、お酒と言えばビール(イタリア語で Birra と言います)ではなくワインがメインですので、ビールの種類は多くありません。そのため、多くのレストランで提供されるビールは オランダの Heineken が多いようです(ドイツ人観光客が多いため、ドイツビールを置いてあるところはありますが・・・)。そんな中でも、イタリアのビールを提供している所はあり、最も多く出てくるビールが、この Moretti というビール(ピルスナー)です。Moretti の歴史はドイツのビールと比べると浅く、1859年に醸造が開始されています。イタリアのビール、Moretti はドイツのビールと違って、もっぱら ラガービールしか醸造していませんが、このビールはとてもイタリアのビールとは思えない程上質のビールです。色は薄目で、泡立ちはそれ程良くはありませんが、見た目とは違ってホップのアロマの香りが良く効いたなかなか美味しいビールです。アルコールの嫌な臭いはなく、苦味も程良いさっぱりとした喉ごしのビールで、イタリアのビールの中では、今までに飲んだ中で最も美味しいと思ったビールです。Moretti の Web site はこちらです。→ http://www.birramoretti.com/


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003[2] これは 1846 年に醸造を開始した Peroni というビール(ピルスナー)です。こちらも Moretti と同じく、ラガービールしか醸造していません。がっしりとした瓶に入っているため、かなり強そうな感じのビールに思えますが、飲めば何のことはなく、ジュースのような味わいのビールです。黄金色のビールで見た目は普通のビールのようですが、飲んでみるとアルコールの匂いも、ホップの香りも、苦味も殆どないフルーティーなビールです。まあ、日本の発泡酒と同じような感じのビールだと思って戴ければいいかと思います。Peroni の Web site はこちらです。→ http://www.peroni.it/


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004[2] これは G. MENABREA E FIGLI というビール(ピルスナー)です。泡立ちは良く、濁りのない淡い黄金色のアルコール度数が 4.8 % のビールです。酵母の香りは全くせず、ホップのアロマの香りも殆どしないビールで、コクもあまりなく、喉ごしも普通の甘みのあるビールです。非常にライトなビールで、強いて言えば、日本の発泡酒のようなビールですから、ビールとしてはそれ程美味しいとは思えないビールです。それにもかかわらず、様々なビールコンテストで受賞しています(僕は何故このビールが受賞するのか理解に苦しみますが・・・)ので、興味のある方は飲んでみては如何でしょうか? G. MENABREA E FIGLI の Web site はこちらです。→ http://www.birramenabrea.com/


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005[4] これは Amarcord という醸造所で醸造された Midòna というビール(ピルスナー)(アルコール度数は 6.5 %)です。Amarcord の醸造するビールにはこの他、Gradisca、Volpina、Tabachéra というビールがありますが、何れも Pilsner のようです。その中でも写真のビールは、飲んだ瞬間“なんじゃこりゃ!”と言ってしまう程ホップのアロマの香りが強いビールです。色は若干濃い黄金色で、酵母の香りは殆どしないビールです。アルコール度数が高いため、アルコールの匂いがかなり気になるビールです。アルコール度数が高いため、泡立ちはあまり良くありません。コクとキレはありますが、ホップのアロマの香りがあまりにも強すぎて、ビール本来の味が打ち消されてしまうようなビールです。Midòna の Web site はこちらです。→ http://www.birraamarcord.it/ ここでは、18歳以上かどうか聞かれますので、Si (ハイ)をクリックしてください。このことからも、ドイツと違ってイタリアは、飲酒は18歳以上でなければならないということが分かります。


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006[2] これは Nastro Azzurro (リボンという意味)というアルコール度数が 5.1 % のビール(ピルスナー)です。こちらは Peroni と同じメーカーが醸造しているため、 Pilsner しか醸造していません。淡い黄金色で、泡立ちはそれ程良くないビールです。アルコールの臭さは全くと言っていい程ないが、アロマの香りは若干するビールです。コクは全くと言っていい程ありませんが、喉ごしが良く、苦味が程良いビールです。酵母の香りは殆どせず、日本の発泡酒のようなビールです。Nastro Azzurro の Web site はこちらです。→ http://www.nastroazzurro.it/


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