江本正志のページ

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ドイツのビール

図3

こちらのビールは Sanwald Hefeweizen Hell です。ドイツのビールには通常それ専用のビアジョッキやビアグラスがありますが、ここだけは全然違う銘柄のビアグラスに入って来ましたので、間違わないように後ろ側から撮影しています。蛇足ですが、折角後ろから撮影しましたので、少しだけ説明しておきます。ビアグラスの後ろ側には、この写真にあるように、0.5 l と書かれてあり、そこに線が引かれてあります。これは 500 ml のビールを注文したら 間違いなく 500 ml 入っているということを証明するためのものです。ドイツはユニークで、 500 ml のビールを注文した場合、絶対にこの線よりも上にビールがなければならないという法律があります。勿論、泡はビアグラスの口からはみ出す位に注がれますが、泡だらけだと、実際の量が 500 ml に満たないことになります。そのようなことがないように、法律で定められているのです。従って、もし注文して、ビールがこの線よりも下だった場合には、お店にクレームを付けることが出来ます。クレームを付けられたら、お店は必ずこの線より下にならないようにビールを追加しなければなりません。このような粗相があった場合には、当然チップを払う必要もありません。これはちょっとした豆知識ですので、覚えておくと良いと思います。話は逸れましたが、このビールは Sanwald という Stuttgart(シュトゥトガルト) にある醸造所で醸造されたアルコール度数が4.9 % のビールです。このビールは非常に極めの細かい、酵母で濁ったビールですが、かなり期待外れのビールです。Weizenbier ですので、ホップの香りが殆どしないのは全く問題ありませんが、Weizenbier 特有のフルーティーさも、バナナ臭も全くと言っていい程しない劣悪なビールです。酸味しかない、とにかくそっけない、Schöfferhofer に勝るとも劣らない非常にまずいビールです。あまりにも美味しくないため、決してお勧めはしません。Sanwald の Web site はこちらです → https://www.sanwald.de/ ここでも16歳以上かどうかを尋ねられますから、Ja をクリックして入場してください。


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