江本正志のページ

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青森のビール

014[1] これは青森県十和田市にある(財)十和田湖ふるさと活性化公社が醸造した奥入瀬ビールで、左側は Pilsner (ピルスナー)、そして右側は Weizenbier (白ビール)になっています。まず Pilsner のほうですが、Pilsner にもかかわらず濁りがあり(ろ過していないため、酵母がそのまま入っています)、非常にまろやかな味をしています。非常に濃厚で、コクも十分ある日本のビールにしてはかなりレベルの高いビールです。Pilsner にもかかわらず酵母の香りがし、香ばしい香りがする特徴的なビールです。そんな味わいのあるビールであるにもかかわらず、苦味は普通のビールと比較して若干強く、分かり易く言えば、Pilsner に Weizenbier を少し足したような感じのビールです。僕ははかなり旨いと思ったビールですが、キレ味を求める方や普通のビールのように爽快感を求める人にとっては物足りないかも知れません。他方、Weizenbier のほうですが、こちらは残念ながらそれ程レベルが高いとは言えません。しかし、ビールというよりはジュースに近い味ですので、飲んでみる価値は十分にあると思います。Weizenbier ですから、濁りはドイツの Weizenbier のようにあります。通常、ドイツの Weizenbier は濃厚でまったりとした味がしますが、このビールは残念ながら少々水臭く、甘みが強めでまったり感にかなり欠けるビールです。酵母の香りがたっぷりしますので、ビールと言えばビールですが、僕にしてみればビールと言うよりもやはりジュースと思って飲んだ方が良いと思います。奥入瀬ビールの Web site は存在しませんので、十和田湖ふるさと活性化公社の Web site をご覧ください。→ http://www.oirase.or.jp/


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