世界各国にはその土地固有の民族衣装がありますよね。勿論、ドイツにも民族衣装があります。とは言っても、最近ではあまり着る人がいないのですが・・・。でも、南ドイツ(Bayern :バイエルン地方)のお祭りに行くと沢山の人が民族衣装を着ています。男の人はLeder Hose (革ズボン)に Hut (帽子)、女の人は Dirndl (ディルンドゥル)と言うブラウスとエプロンを着ます。男の人のこだわりは何と言っても、Hut に付ける鳥の羽根です。何万、時には何十万円もする鳥の羽根を付けていますから、お祭りに行ったら探してみてください。「その羽根凄いですね!」なんて言ったら、たちまち友達になれますよ。相手が良ければ、大ジョッキのビールをおごってくれたりしますから、試しに褒めてみてください。ところで、女の人が着る Dirndl には細かい決まりがあるんですよ。それはエプロンの結び目です。結び目が左なら未婚、右なら既婚、真中ならバージン、そして結び目が後ろにあれば未亡人なんですよ。ご存知でしたか?
民族衣装